うぃース俺二年生エース切原赤也!ピチピチの14歳。テニス部に入ってて結構有名だったりしちゃうかもしれないかも!ウッヒョー目立つって最高だね!

っつーわけでそんなイケメン切原くんは一つ上の先輩に片思い中なわけ。そりゃもう目はくりくりで髪はサラサラで良い匂いなんかしちゃって俺より小さくてマジで可愛いわけよ!あ、考えただけで勃つ




でもそんなイケメン天才切原くんでも手強いんだよな〜、その片思いの相手があの人、煮卵…じゃねえやジャッカル(一応先輩なんスけどね)にベタベタしてる赤いエンジェル。赤いエンジェルは聞こえ悪ィか

俺のエンジェル丸井先輩。
いやー、本当に可愛くて頭がおかしくなっちゃいそう。食べちゃいたい!




「ん、おー赤也。居たんだ」



そりゃまあ部活だから居ますよね。居ないと幸村部長か真田副部長の鉄拳が俺の素敵な顔を殴るからさ〜、つーか煮卵ズリィなオイ。どんだけベタベタされてんだよ煮卵オイ


「はい、英語の補習逃げて来ました」


俺の発言を聞いて片眉をピクリと上げる
あ、なんかマズい事言ったかな俺。


「幸村くんに言いつけっぞ」
「うわ、それだけはカンベン!」


でもホラ、抜け出して来たのはさ、いち早くアンタに会いたくて、アンタの顔が見たくてしょうがなくて、二年と三年ではたった一年なのに何もかもが違うから埋めたくて、先輩との距離を今すぐ縮めたくて。


………んなの死んでも言えねー



「まあ大体分かるけどよ」
「へ?」
「お前が早く来た理由だよ理由」
「…マジっスか」


嬉しいような悔しいような、丸井先輩と居ると俺のハートはぐるんぐるんきゅんきゅんどきんどきん。愛しくて仕方ない





「お前が隠してる菓子俺が食わねーか心配で早く来たんだろ!」



……………はい?今なんて?今目の前の子豚ちゃんは何て?え?おか…お菓子?




「いや〜さっすが赤也、あと数分遅かったら食ってた所だったぜぃ」
「先輩サイテー」



まあそんな鈍感でチビで子豚な(もちろん大好きだけどね!丸井先輩ちゅっちゅ!)可愛い先輩を早く振り向かせなきゃなんねーから漢、切原赤也マジで頑張りマース









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