別に一人が嫌だったわけじゃない。怖かったわけじゃない。

でもホラ、お前らが悪いんだろ?

俺をそこから落とそうとしたヤツ、誰だよ?俺の事馬鹿にしたヤツ顔出せよ…本当







 馬鹿じゃねえの?







「センセー、西くんがまた猫殺しましたー」


気持ち悪い、とか、変なの、とか。お前らの頭の方がよっぽどイってんじゃねえ?ギャーギャーギャーギャー、うるせえんだよ



殺れ、殺れ、死ね、死ね、うるさい。お前達が死ね。中二にもなってボキャブラリー少ないんだな。ほら、死んで欲しいならお手本見せてくれねーとダメじゃん。



何か潰れた音、したけど。



あーあー、コイツなんだっけ。空手部のちょっと力あるとか思われてるコイツ。つーかもうグッチャグチャになってんじゃん。男子も女子もギャーギャーギャーギャー、お前らは殺される時の猫かよ。……あぁ、猫か。




俺以外皆価値なんかねえよ。








ほら、お前は殺さないでやったんだから感謝しろよ。俺は今からいかなきゃなんねーとこがあるから、今すぐホラ、立て



ブツリ、と何かが切れる音がした






目の前には得体の知れない黒い球。





20110202
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -