異能『夜の王』
…それは、細く長いシルクハットをかぶり、羊とも山羊とも思わせる禍々しく長い角が四本、そして長く黒いマントを羽織った『何か』であった。
顔はペストマスクに覆われていて、その下は窺い知れない。
彼女の足元の影から這い出すそれは、攻撃をするでもなく、
ただ、彼女を守るためだけに存在していた。
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過去、ポートマフィアの構成員だった。
今はマフィアは辞め、探偵社員。
ちょっと男性ぽい口調。
異能は自他共に王様と呼んでいる。
王様は、防御の異能。
黒く澱んだ何か。
彼女の影の中に常に居り、
彼女の半径5メートル以内ではあるが、
その防ぐ力は何者の攻撃も通さない。
過去、首領の護衛をしていたこともある。
それ以外は前線に立ち、幹部を守る盾となっていた。
現在は社長の護衛を主に、
前線に向かう社員の護衛をしていたりする。
お相手は織田作とか、太宰とか。
書きたいものを書きたいように、
のんびり書いていきます。
○短編に関して
名前の頭一文字でお相手を書いています。
中原は「中」、中島は「虎」で区別いたします。
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