精液に濡れた柔らかいペニスを両手でそっと包み、丹念に舌を這わせて淫猥な汚れを舐めとっていく。
口内に含み、口をすぼめて尿道に残る精液を絞り取り、唾液と一緒に飲み込む。


「…んん…おちんぽミルク…美味しいれす…」

「よしよし、もっと飲ませてやるからな…っ」


興奮冷めやらぬ様子で起き上がった男性は春樹を四つん這いにさせ、再び剛直へと成長したペニスで精液を垂らして口を開けるアナルを貫いた。


「あああぁ…ーーッ!」

「むぅっ…ねっとりと絡みついてくる…! そんなにチンポが好きか、美味いか…!」


パンパン、と激しく股間を叩きつけて肌を鳴らし蠢くアナルを穿つ。
腰を抱え込み浅ましく腰を振る姿は、まるで低俗で下品な獣のようだ。
犯されている春樹もまた卑猥な嬌声を上げてシーツに縋りつき、はぁはぁとそれこそ犬のように舌を出して涎を垂らしながら喘いでいる。

ジュプ ズブッ グチュッ
パンパンパンパン!


「あんっああんっ…スゴいの…ああん激し…お尻壊れちゃうよぉ…っ」


春樹は腰を叩きつけられ揺さぶられるたびに、ペニスからぴゅくぴゅくと白い欲液をシーツに散らしていた。


「あんっ…はぁんっああん! おちんぽミルクちょうらい…んあっ あぁんっ…いっぱい中にらしてぇ…!」

「うっ…ンぐッ……この穴犬め…家畜の分際で欲しがりおって…! むぅっ……畜生の穴にたっぷりくれてやる…!」

「ひやああんっ!あぁンっ…らめぇ壊れちゃ…あああっ…壊れひゃうぅ…っ」


節操のない犬を高ぶるまま詰って罵り、いつになく熱く哮ったペニスを激しく抉り込む。
尻を鷲掴んでアナルの奥まで強く穿つと、男性は喘ぐように呻いて精液を叩きつけた。
初老の体での二度目の射精だと言うのに、ビュクビュクと大量に精子は吐き出され、大きく腰を回されて結合部から白濁は溢れ出た。
吐き出して萎えたペニスでひとしきり媚肉の味を楽しみ、名残惜しく思いながら男性はとろけきった春樹を解放した。


「待たせてすまなかったね。ありがとう、楽しませて貰ったよ。この部屋は明日まで取ってあるから好きに使ってくれ」


満足げに笑う男性が部屋を出ていくと、衣服を脱ぎ捨てながら近寄った青年はベッドに乗り上げ、四肢を投げ出す春樹の足を開いた。
精液を零すアナルに指を滑り込ませ、ぐちゃぐちゃと男性の残留を掻き出した。


「ゃぁあ…あっ…あっ…ご主人さまぁ…」

「こんなに出されて……俺が見てるのも忘れてイきまくるほど、佐々木様のは良かったみたいだな」

「ん、んぅ、あぁ…ごめんなさ…あっ…あっ…ご主人さま…ご主人さまぁ…」


謝りながらも甘えるように鳴いてくる愛犬に口付けてやり、舌を絡ませて口内を嬲って更に発情を煽る。
そのあいだ青年は勃起したペニスをアナルにゆっくり飲み込ませていった。
男性のペニスでは届かなかった奥に奥にと犯されビクビク震える春樹は、飼い主に支配される歓喜にアナルを締め付けた。

ぐち…ぐちゅ…ぐちょ…

先程の名残りでスムーズに内壁が擦られる。
ゆっくり、ゆっくりと、焦らすようなピストンを繰り返して青年のペニスを思い出させ、ねっとりと蹂躙した。
泣いて縋って強請って乞うて、焦らされて気が狂いそうになった春樹は、ただ一人の主人に躾を受け続けた。

人間でありながらセックス専用の犬になった春樹が、もう人に戻る事が出来ないように。
青年もまた、愛犬を手放す気も解放する気も最早なかった。


END


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