愛し合う夫がいる。
周りが羨むほどの仲睦まじい夫婦だが、まだ若い姫子は愛する夫に隠れて不倫をしていた。
その相手は夫の弟だ。
何も知らない夫への裏切りを、姫子は思い止まることなく今日も繰り返す。
「義姉さんがヤリマンだって、ぜってぇ兄貴知らないだろ」
「あの人、清楚なタイプが好きらしいもの」
「義姉さんの淫乱っぷりが味わえんのは、俺だけってのは、まあ良い気分だけどさ」
白昼の堂々の不倫。
夫が働いている時間に、姫子は義弟が住むマンションにやってきて、いけないセックスにのめり込む。
コンドームを着けながら、愛してやまない妻が己に足を開いているとも知らない兄に、義弟は笑ってしまうのだった。
「ねえ、オチンポ早くちょうだい…」
「焦んなよ、今ヤるって」
大きくM字に足を開いて誘う姫子に、義弟は硬く反り返るペニスを挿入した。
ああん…っ、と大きく姫子は喘ぐ。
ギシギシとベッドを軋ませながら、姫子の体をただの女の体として貪る。
タダで女と、しかも人妻と、義理の姉とセックスが出来るのだ、実兄には悪いが止められない遊びだ。
ズポズポと穿つように腰を振れば、姫子は自分の胸を揉みながら激しく喘ぐ。
「あっあっ…ああんっ、もっと突いて…、子宮ゴリゴリしてぇ…っ」
「濡れまくって滑りが良いぜ…アバズレのビッチ穴は最高だな!」
「あっあんっあんっ、イジメてっ…もっとイジメてっ」
夫も知らない姫子の隠れた性癖に、義弟はせせら笑って腰を振る。
ピストンに結合部がグチョグチョと酷い音を立て、皺のよったシーツを濡らしていく。
「おいドMの豚マンコ! 旦那じゃねえチンポ入れられて気持ちいいか! ズコバコされて気持ちいいか!」
「あんっあんっ、気持ちいいの…チンポ気持ちいいっ、ああ…っ、イくっイくっ」
義弟の若く張りのあるペニスに力強く叩きつけられ、その激しいピストンに姫子は絶頂を迎えた。
びくびくと体を震わせる姫子の体を俯せにひっくり返し、尻を上げさせて後ろから挿入し、パンパンと腰を振る。
「ああっ、ああーっ、あっあっ、トんじゃう…オマンコ痺れちゃう…っ」
シーツを掻くようにしがみつき、姫子が快楽に涎を垂らし、すすり泣きながら頭を振る。
尻を鷲掴み、義弟は何度も何度もペニスを叩きつける。
バチバチと肌がぶつかる間抜けな音が激しく鳴り、姫子の喘ぎ声は盛りのついた猫のように下品になっていった。
「あぁんっ、あっ、またイく、イっちゃう、あっあっ…ああーっ」
「う、俺も、イくっ」
二度目の絶頂で痙攣する膣からペニスを抜き、コンドームを取って手でしごき、姫子のしなった背中にビュルッビュルッと精液を大量に射精した。
義弟は膝立ちを止めてベッドに腰を下ろし、萎えたペニスをそのままにセックス後の何とも言えぬ疲労に浸る。
煙草を咥えて火をつけ、ぼうっとしたまま下半身をひくつかせる姫子を見ながら、脳裏の真面目な兄にニヤリと笑ったのだった。
姫子と義弟の、アブノーマルセックスになりつつある不倫関係は、まだこれからも終わりそうにない。
END
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