国道沿いの某ファストフード店に、二十歳くらいの可愛い女の子がアルバイトとして働いている。
長谷川、という子だ。
グラビアアイドルみたいにスレンダーな体つきで、柔らかそうなボブがますます可愛い。
いつかヤってやろうと前から目を付けていた。
バイトは夜の11時に終わり、徒歩で最寄りの駅に行く。
そのバイト帰りの駅までの道を狙って、俺は長谷川を拉致してやった。
「んーっ、んーっ」
まず背後から口を塞いで羽交い締めし、暗がりに停めておいた車に引きずって行き、後部座席に無理矢理乗せた。
国道沿いだが、田舎に近いこの街では街灯も歩行者も少なく、建物だとか木の影に入れば気付かれない。
当然抵抗して暴れたが、一発二発と頬をひっぱたいてやれば大人しくなり、すすり泣く長谷川を逃げないよう縛って転がしておく。
「暴れんなよ姉ちゃん、大人しくしてりゃあ無傷で帰してやるよ」
我ながらあっぱれなヤクザっぽい凄みが出来た。
脅し文句に長谷川は唇を震わせながらこくこくと頷く。
連絡を取られないよう、携帯が入っているだろうバックは助手席に放る。俺は運転席に移動し、念のためドアのロックをかけてから車を発進させた。
この時点で俺の股間の息子は、ズボンを押し上げるくらいギンギンに勃起していた。
夜間は車通りも少なく、民家もない山道の中腹まで車を走らせ、脇道の草むらで駐車する。
ライトもエンジンも切れば、夜のこんな場所では黒い車体は見つかりにくい。
「よおし嬢ちゃん、俺とイイコトしようじゃねえか」
「ひ…っ」
後部座席に移動して、俺は長谷川に襲い掛かった。
ワゴン車はシートを寝かせれば広々と使えるから、カーセックスするには便利だ。こういう拉致レイプの犯行には欠かせない。
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