就業時間も遠に過ぎ、今日の分の雑務を終えれば後はプライベートの時間だ。
社長という立場で多忙の身である男は、滅多に日付の変わらないうちに家には帰れない。
だが帰ったら帰ったで待っているのは家族サービスだ。
高飛車な妻、甘やかされて我が儘な娘、反抗期の息子。
ストレスは散るばかりか増える一方で、だからこそ男には発散と癒やしは必要なのだ。
「…ん…んん…」
黒革の椅子に腰掛ける男の足元に座り、秘書の姫子が股間で頭を振っている。
ブラウスの胸元を開襟し、押し上げたブラジャーから零れた豊満な乳房が揺れる。
赤黒いグロテスクな肉棒を口に含んで吸い尽く姿は、普段のきっちりとしたキャリアウーマンからは遠い。
「姫子くん、準備はもう良い。立って尻を突き出せ」
「ん…はい…」
勃起した肉棒から口を離し、立ち上がった姫子は、机に肘をついて男に尻を向けた。
ストイックなタイトスカートを太腿を撫でながら腰まで捲り上げる。
薄いベージュのストッキングの下は、パンティーを履いていない。
濡れて牝犬の臭いをさせている秘部だ。
皺の伸びた尻の穴には、ディルドが深々と刺さっている。
このディルドは、秘書課に配属された女が、社長の“お手つき”となった証しに寄越されるものだ。
癒やし具としていつでも体を捧げられるよう、携帯を義務付けられている。
「ストッキングの替えは持ってきてるか?」
「…ぁ…ん…はい…」
返答に満足した男は、おもむろに姫子のストッキングを引き裂いた。
伝線して空いた穴から手を差し込んで丸い尻を撫で回し、更に裂いて臀部と局部を晒してしまう。
尻穴のプラグを指に引っ掛け、ぬるぬるとゆっくり抜き出していく。
姫子は空気の抜けたような声を漏らした。ヌポ、とディルドが抜け落ちアナルに空洞が残った。
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