ぼくらの赤い糸は血液が通っているから切ってしまったら死んでしまうんだ
沈黙のけぶるこの部屋で
君に雨を降らせるものはなんですか
スピカの肖像
とけあう背中の温度
小指でつぶす初恋
エンドレスナイト・ストーリー
あなたのなかできらきらしていたい
嘯くエピゴーネンに花束を
夜3時のおやつ
締め付けるような盲目
さよならの呪文
黄昏モラトリアム
お菓子とミルクとあなたで生きてる
告白前日のショートカット
無色に染まれ
この感情に名前などないけれどただひとつ間違いのないことがあるとすればそれは君の所為だってことだ
太陽と月の逢瀬の方法


存外傷付くほうが簡単で

疵を付けられるほど君の傍にいなかったという事実に僕はまた一人で勝手に傷ついている


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