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人は簡単に死にます。
でも、人はそう簡単に人を殺せません。
なのに彼は人を殺します。
殺し屋の彼は人を簡単に殺します。
初めてあったのは仕事が被ったときです。
情報を聞き出すだけでいいはずなのに、彼は見張りを意図も簡単に撃ち殺しました。

だから、私は彼が嫌いです。
できれば、もう2度と会いたくないです。
なのに、同盟の制であう事になります。

ボンゴレの屋敷には行きたくないです。
彼がいるから・・
ボンゴレ、ボスもファミリーの屋敷に来ないでほしいです。

あいつが付き添いでくるから…
ボンゴレに私のボスが呼ばれ、護衛として私はついて行きました。

最悪です。

どうして、私ってこう運がないのでしょうか…
自分の運のなさに泣けてきます。
でも、ボンゴレボスに会えるのは嬉しいです。
とても優しそうな人だから、私までも自分のファミリーのように扱ってくれるから。

でも、話す時間はなくて…

結局私は部屋の見張りです。
外からの見張りなんて詰らないにも程があります。
やっぱり、大事なお話でしょうか?

「何こんなとこでサボってんだ?」

「げっ!!」

突然現れた彼は会って早々私に喧嘩を売ってるのでしょうか?

「ボすの護衛です!!なので、邪魔しないで下さい!」

「のわりに、随分腑抜けてるな。」

「いつも、こんなんです!!」

「お前のボスは大変だな…」

「あーーー!!!どっか行って下さい!!」

「俺も護衛だ。」

「…この、その柱からこっちこないでください。」

「お前は子供か。」

「大人です。」

ぎゃーーーー!!
最悪です!!
何でですかね!?
この人Sだよ!!
でも、私はMじゃないから!!
シ―ンとした空気。

お、重い…

チラリと隣を見れば、少々眠たげに壁に寄りかかる彼はきっと今の今まで仕事をしていたんでしょう…
深く帽子を被りチラつかせる眼は獲物を探す獣眼。
今もまだ狩り足りないのでしょうか?

「何だ?惚れたか?」

「自惚れないでくださーい。」

「お前、撃つぞ…」

きっと彼は冗談だろう…
向けられた銃に殺気はないから、
それでも、、、嫌だ。


「どうして、」

……。

「?」

「どうして、そう簡単に人を殺せるんですか!?」

「!!」

わ…たしは最低なことをしました。

あんな顔されると思わなかった…
私は、自分の見たままでしか、゛リボーン゛の事を知らなかった。
歪んだ顔、初めて見ました…

「それが、俺だからだ。」

返ってきた言葉、表情とはまったく違う言葉でした。

強がりの、頑固者ですね!!
でも、裏社会で正直者は長生きできません。
きっと彼が長生きできるのは魔逆だからなんでしょうね…

「そうですか…」

「なら、俺もお前に聞く。」

「はい?」

「何故、お前は人を殺さない?マフィアだろう?」

おやおや・・
まさかの、まさかでそれが来ると思いませんでした…
ま、マフィアだってたまには純粋なのもいるんです!!
なーんて言ったら本当に撃ち殺されそうなんで辞めときましょう。


「殺したくない。ただそれだけです。」

「それで、お前はどうやってボスを守る?」

「ボすは私が命を懸けてお守りするんです!!」

「やり返そうとは思わないのか?」

「ボスが生きていればいいんです。私はそれ以上望みません!!!」

「だからって、お前が盾になる必要はないだろう?」

「!!」

「馬鹿だろ…本当の」

「よ、余計なこと言わないで下さい!!」

じゃあ、私はどうやってボスをお守りすればいいんですか!?
人を殺めるのが恐い。怖い、こわい、んですもん!!
守り方なんて、私は知らないから…
そうするしか、、ないでしょ!?
ああ、やだ!こいつの前では絶対泣きたくない!!
必死に涙を堪えようとするけど、これじゃあ本当に子供じゃないか!!

「悪ぃ…今のは忘れろ。」

「っ忘れますー!!」

あ、境界線こしましたね…
でも、今日は許しますよ…
私はどうやら貴方に頭を撫でられるは好きならしいです。

「お前らしくていいよ。」

「ほめてんですかっ?」

「好きにとれ。」

「褒めで。」

「本当に子供だな。」

「うるさい。」

前言撤回です。
今日で貴方が好きになりました。
勘違いしてしまってすいません。

「じゃあな。」

「え、さようなら…リボーン」

「!ああ、」



その日、以来彼は見なくなりました。
ボンゴレは何故か謝罪を繰り返してきました。
そして、噂を聞きました。

「凄腕ヒットマンのリボーンが仕事を遂行しなかった。」と、

私はその噂をボンゴレボスに話しました。

ボンゴレは私に何度も謝罪をしてきました。
どうやら、あの日彼は私のボスを殺す仕事を受けていたそうです。
しかし、彼はその仕事を破棄し、同盟を保つように頼んだようです。


お礼を言いたかったけど、彼には会えないままです。


何年の月日がたって、今でも私のファミリーはボンゴレと仲良しです。

私はあれから、ボンゴレの屋敷に行くことが増えました。
もしかしたら、彼にあえるかもしれないからです。

「代わり映えのしねー奴だな。」

「!!」

赤ん坊に言われるのは心外でした。
でも、まぁ…許しますよ!
リボーンには、恩がありますからね。

「ありがとう…。照れ屋さん」

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(随分変わったねw)
(殺すぞ。)
(可愛い!!)
(まぁ、俺だからな。)
(・・・。)


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