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私は今日は仕事がオフな日。
だから、ベットでゴロゴロしようと思ったんだけどな…

「ベル先輩邪魔です。」

「俺は邪魔じゃねーし」

「そりゃねぇ」

何で貴方が私のベットで寝てるんですか?
そこは私の聖地ですよ?
疲れを癒す場なんですよ?

「任務はどうしたんですか?」

「今日はねーの」

「最悪。」

「刺すぞ」

うわー。ごめんなさい。すいません。ナイフしまって下さい。後でスクアーロに言いつけてやる!あ、でもスクアーロ忙しいよね…迷惑だよね。
めんどくさい事には巻き込むのは止めよう。
此処はマーモンさん位に泣きつこう!

「お願いしますよー。どいてください」

「ししっ。やーだ」

「眠さの限界きてます」

「しょーがねーな。ほら」

いやね、隣来いってね…嫁入り前の女がねそんな男と寝るもんじゃないよ。
ほら、王子じゃん。男じゃん。確かにあたしは姫的な感じだと思うけどそれは駄目だろ。

「こねーなら知らねー」

「いやいや。それは遠慮しときます。そこをどいて下さい」

「王子の優しさ無駄にするとか死刑ー」

「優しさ受け取りましたよ。無駄になってないです。今後活かせます」

「今すぐ活かせ」

「眠すぎて無理です」

あー倒れそう。いっそ床で寝てしまおうか…
ソファーは…そうだベル先輩が投げたナイフがクリティカルヒットしてボロボロなんだ。
よく一年もったなあのソファー。お前は頑張ったよ。
今度は私のベットが頑張る番か…

ちくしょー。真中にどどーんと寝やがって堕王子が!
なんかファッション雑誌読んでるし!だったらベットからどいてくれたっていいじゃないか!
てか、自分の部屋戻れよ。

「私のベット返して下さいよー」

「テメっ!布団ひっぱんなっ!」

「ベル先輩が返してくれるまで離さん」

「つーか、これ俺のベットだし」

何を!?あ、あたしのベットいつの間にかにベル先輩のものになっていたのか!
そ、そんなぁぁ!!

「そもそも俺の部屋だし」

「へ?」

うそーん。布団を離して廊下に出る。
私の部屋の隣がベル先輩の部屋。
首を横に向ける。
あの王子が間違えてるんじゃね?とか思ったら隣のドアにめちゃめちゃナイフで傷つけられた跡があるからアレ私の部屋じゃね?

「…お邪魔しました―」

「ざけんなっ!」

すぐさまベル先輩の部屋を後にしました。
しめたドアからナイフの突き刺さる音が聞こえた…
おそろしー

お隣さん
(まぁ、俺的に)
(一緒に寝たかった)

(また、間違えればいい)


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