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機械、機械、機械機械機械・・・・

あー壊したくなる!
スパナの部屋に来るといつもいつも、いつも破壊衝動に駆られるのよね!
なんなの?
この部屋燃やしていいの?
壊してくれって言ってるんじゃないの?

なんなの、なんなのなんなの!?
機械に嫉妬する私でどんだけ醜いのよ!

だってさ、だってさ、、、

「スパナー」

「・・・。」

「スパナさーん」

「・・・。」

「スパナー!!!」

「・・・」

「マイ、ダーリン!」

「・・・。」

「おいっ!!」

「!!あぁ名前。来てたのか。」

「・・・。」

「おいっ!!」で気づくってひどくない?
私さりげなく恥ずかしい事言ったのよ?
なのに、それはなくない?

「どうした?」

「スパナに会いにきた。」

「もう少し、時間かかる。」

「待ってる。」

「そこらへん座ってて。」

「はーい。」

て、彼女をほっといて機械いじりですか?
普通彼女が会いにきたて言ったら喜ばない?

なのに、そうですかー。
ほっときますかー

第一スパナのもう少しは長いのよ!
私も機械に生まれればよかったな。
そしたらスパナに構ってもらえたのに。

戦闘で傷ついたら心配して直してもらえたのに。

私がどんなに傷ついて帰ってきても貴方は眼の色も変えず「お帰り。」で終わらす。

結局私は2番?
愛人的存在?

「スパナー」

呼んでも返事は返ってこない。
そんなの分かりきってること。

「私も機会だったらよかったのに。」

お茶出ししてくれたミニモスカの頭を撫でる。
声も出ない。抱き締めることもできないロボットだけど、
貴方に愛されて、話しかけられて、抱きしめてもらえるなら、

それならロボットでも構わない。

「貴方になりたい。」

「駄目だ。」

ミニモスカに気をとられいつの間にかスパナは私の後ろにいた。
もしかしてのもしかしてであの声聞こえてたりした?
やばっ。めっちゃ恥ずい!!

「名前はロボットなんかじゃ駄目だ。」

「な、何故に?」

「名前がロボットだったら、」

ギュッと後ろから抱きしめられる。
飴の匂いが後ろから漂う。
機械ばっかりいじっている機械人間見たいなスパナだけどやっぱり温かいし人の温もりてものがあるんだよね。

「名前の香りしなだろ?それにうちは名前の声が好きだし名前の話も好きだ。名前がうちの名前を呼ぶだけでうちは嬉しい。」

少し片言だけれど、凄く凄くうれしい。
凄く凄く人間に生まれてよかったと思えた。

「後この肉付きm「あ゛ぁ?」

最後の言葉は取り消そう。
うん。
私は何も聞いていない。

しばらくくっ付いてたらスパナは仕事に戻ってしまった。
仕事って言うか趣味なのかな?

あんな言葉を言ってくれるスパナが好きだ。
私を必要だと思ってくれるスパナが大好きだ。

だから、私だけに愛情をくれればいいのに。

melancholy

(まぁ、これでいいのか)
(人間を機会にか・・・)
(スパナなんか言った?)
(嫌、別に・・・)
(やっぱ嘘でしょ。)


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