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寝て起きて、それを繰り返して何年の月日がたつ。
そして、それと同時に人は成長する。
黒曜センターもまた同じ。

何年の月日がたつって、廃墟と化した建物。
そして、今そこに成長をしていく私達が住んでいる。
暗くて、夜になると怖いけど、みんなでいるから怖くない。

そーいう経験もいいのかな。

でも、お昼は日当たりがよくて、ぽかぽか!
いつも皆が殆どの生活時間に居る場所が一番いい。

でも、今日は骸だけだ・・・
机の上に並べられた沢山の本や広告。
それを真剣に読む骸。

「なーに読んでんの?」

覗きこめば難しい内容が沢山並んでる。
正直、馬鹿な私にはとても理解ができない!
狭いソファーだけど骸の隣に座る。

「クフフ 将来に関係することですよ。」

そう言ってまたもや真剣に読み始める。なんだろーな?

「あ、そうだ!犬や千種はどーしたの?」

今日は一度も見かけないんだよね

「犬と千種なら資料集めにでかけてますよ。」 

「ほー。」

なんか皆えらいなー将来の事ちゃんと考えてるんだー・・
特に犬は私と同類だと思ってたから食って、骸の役に立てればいいのかと思ってたのに・・・。
ちっ!あいつにも考える思考はあったのか、

私も考えよー

机にばら撒かれた広告を一枚取り読む。

「・・・あのさ、あのさ。」

「どうしたんですか?」

「骸は何を調べてるのかな??」

「将来の事ですよ?」 

「へー、、、将来ねぇ、、、」 

そーなのか?骸の将来にウエディングドレスは関係ないような、え、まかさね!? 

実話とかなしだよ!!!!
気を取り直して、もう一枚。


「骸君、骸君!!」

「なんですか?」

「骸はどこまで調べているのだね??」

「将来に関係する事を細かくですよ?」

「ふーん・・・。そっか」

あ、はーい。
家まで考えてるんだ−・・
やっぱ黒曜センターにずっといるわけないよねー

でも、何であえて子供が住みやすい家なの!? 
ねぇ!!わ、私は骸を応援するよ!!! 

今度はヒらっと目の前に飛んできた紙。


「ちょ、ちょぉぉぉおおいいいい!!!」 

「!!??な、なんですか!?」

「む、骸!!さすがにこれは無理だよ!性別考えろ!」

「は!?君は何を言っているんですか!?」

「あ、赤ちゃんは流石に骸じゃ産めないよォオオオオ!!!」

「・・・・。」 

え?
思わず読んでいた紙が骸の方まで飛んでしまった、

てかさ、

「・・・?なんで、黙るの?」

「何言ってるんですか?」

「え、赤ちゃんn「いやその前ですよ。」

「さすがにこれは無理だよ性別考えろ」  

「はい、そこです!」

おかしいか?     
だって骸は人生を無理やり切り開こうとしてるんじゃ、

「君は一体僕に何をやらせるつもりだったんですか!!」

「え、だってドレスとかなんか家とか」

「・・・それは全部貴女にですよ」

「は?」

確かに間違っててごめんなさいだけどー
あの、呆れられて言われてもー
逆にこっちがあきれるんですけど―。
あのー私まだ中学生ですよー?
嬉しそうな顔で広告や本を広げ見せてこられても困るんですけど―

「やっぱウエディングドレスは白ですね!」

「え?」

「家は広い方がいいですかねー?家族大勢でワイワイできるほうがいいですもんね!」

「ちょ、」

「子供は何人がいいですか?僕的には何人でもいけるのですが君にはきつい事ですからね。」

「おいっ!!」

何だこいつ!!!
ちょ、、、、おい!!

「やっぱり3人位で止めましょうね!二人でいる時間もほしいですしね!」

「ちょ、同意をもとめんな!第一2人で十分だ!」

「えーそうですか?だったら男、女両方うんでくださいね!」

「なんだそれ!それは骸次第なんじゃないの??」

「やっぱり上手くやらないとダメなんですかね?」

「「・・・どうなんだろ??」」

未来予想図

「なんかバカップルがいるよ、、」

「あ!柿p-骸さんにちくってやろ」

「犬は今あの状況で入れるの?」

「ム!!無理にきまってんだろ!!今入ったらきっと変な質問ばっかりしてくるぴょん!」

「あの二人語り出したら、止まらないからな、、、」

資料を持って帰ってきたのになかなか部屋に入れない2人であった。


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