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何年越しでも、
何年たっても、
君を愛そう――・・・



エメラルドの色の髪に、エメラルドの様な瞳。
カエルの帽子をかぶってカエルの様な色をまとう変な人。
だけど来ている服は黒で決して表舞台に出るような事をしていない。


それが、私が好きな彼で私が追い求めている人である。


追い求めるといっても追いかけ様のない人なのだけれどね...

まぁ、ツナと仲良くなっていろんな事に巻き込まれたら10年後に行って彼にであったのだ。

マフィアの抗争とか、そんなの私は知らない。
なんかリボーン君が色々行ってきたけどさ!全部聞き流してやりましたとも!

だから、彼が誰でどんな人で10年後私は何をしていてどうして彼に出会ったのかもわからない。

ツナ達が何で集団で行方不明になったのかは話を聞いて理解した。
そんな私は彼等とは別に10年後に行ったのだ、ツナ達が平和にしてくれた未来に。
ランボの10バズ―カの誤射でね。


どこに飛ばされるんだろーて不安だったけど結構安全着地したようで煙とともに椅子に座っていた。

最初は何があったのか理解できなかったなー


だって眼の前にはカエル被った男の人がこっちをおもくそ睨んでるんだもん!

理解しよーにも「は?」としか言いようなかったし・・・
だってだってさ!何であって間もない人にめっちゃ睨まれてため息つかれないとならないの!?
て、、、思ってたんだけど眼の前の机に広がるトランプを見て睨まれた理由がわかった。
並べてあったトランプはどうやら私の登場と共にいろんな所に吹き飛んでしまったらしい。
私の足元に落ちているカードもたぶんそれだな。


「10年バズーカですねー」
「え、あぁ。はい」
「まったく。あのもじゃ毛野郎・・・」
「・・・」

突然話しかけられてめっちゃ驚いた。

この人でも話すのか・・・
ついでにカエル重くないんですかね?もじゃ毛野郎?大人ランボの事か?
た、確かに!もじゃ!クスッと笑うと眼の前にいるカエルは頭に「?」を浮かべてトランプを広い始める。

「5分だけでもちゃんと散りばめたトランプは拾って下さいねー」
「あ、はい。」

5分で一体何ができるんだか・・・
てか、どんだけ威力強かったんだよ!いろんな所に吹き飛んでるじゃないかぁ。


取り合えず探すがトランプは48枚しかなかった。

全部で50枚あるはずなんだよね...トランプって、

無駄に大きな部屋に無駄な洋風で城みたいな高そうな家具が並べてある部屋の無駄に大きくてこれまた高そうな時計を見るとタイムリミットはあと1分だ。

「ないですねー」
「そうですね」
「残り1分じゃないですかーちゃんと探してくださいよー」
「貴方も探してくれると嬉しいんですが」

何椅子に座ってくつろいでんだ!!
てか、もっと慌てろ私!

「ミーにはちゃんと名前がありますんでー」
「知りませんもん。」
「ミーは知っているのに?」
「私は10年前の私なんでしりませーん」
「もうちょっと悩めよ」
「悩んでもしりませんもん」
「はぁー。ミーはフランですー」
「へー。じゃあフラン。探して」


彼は最低だ。
いや、結局トランプを見つけられなかった私は最悪なんだけれど、見つけられるはずがないんだから仕方ない。

あ、時間だ。と思うと彼は意地悪そうに笑って一枚のカードを私に見せてきた。

その瞬間来た時と同じように煙が目の前を包んで元の時代に戻ってきてた。

今度私の眼の間に居たのは申し訳なさそうに謝るツナと悪びれもなく笑うランボがいた。

5分がとても短く、長く感じたな・・・
それは帰りたいと思う気持ちとフランと居たいと思う気持ちがあったからだろう。

道路でシャガミこんでいた事に気づき急いで立ち上がるとスカートからなんか舞落ちた。
それはさっき彼が見せてきた奴とおついのカードだった。

「ジョ―カー・・・」

やばい・・・持ち帰っちゃった。
フラン、奴の事だ今頃10年後の私に文句をつけているんだろうなー

「どうしたの?」
「ん?べつにー。なんでー?」
「いや、何か、嬉しそうだったから。」
「はは、そうだね!あたし10年後はどんな風になってるんだろなーと思って」
「お、俺はあっちゃったんだけどね」
「あ、そうだよね。どうだった?」
「綺麗だったよ!」

照れくさそうにツナが言うから信じて見ようと思う。
あたしは10年後綺麗なんだな・・・

ねぇフラン。
貴方は何も知らないと思うけど私にとって貴方は特別になったのだよ、このジョーカー見たいに。

たとえ、未来が変わって出会わなくとも私が貴方を探すことは自由でしょ?

今はまだ未熟者の私だけど10年後の私のようになって、いつかきっとフランを探し出すよ。

それまでこのカード無くさないようにもっとくね。
フランと私で持っていればきっと会える気がするから!

それまでは、もう、会いにはいかないし、会えないと思う。
10年後の私が今の私と変わりなければ、、、

―ゲームスタート音は僕の胸に鳴り響いた

(気づきましたかねー?)
(ミーにとって貴方は)
(過去も未来も大切で)
(特別な人なんですよー?)

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なんだかごちゃごちゃに//
素敵企画ありがとうございました!


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