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拝啓、師匠へ。
お元気ですかー?

ミーは今、男だらけのムサイ集団の暗殺部隊に拉致られて日々バイオレンス的な生活を送っています。

でも、元気です。

ま、師匠が言っていた通りの場所でした―。

それと、もう一つ。報告があります。

それはですねー


―――1週間前の事。


いつも通り任務を終わらせゆっくりまったり休んでいたら「フラーン。フランは何で蛙かぶってるの?カエルloveなの?」と、うっさいじゃじゃ馬娘が登場しました。

男だからけのむっさい団体では珍しい女です。

ま、彼女は先輩なのですがねー。
フレンドリーなかたですよー。

「堕王子に前任のマーモンて人の変わりだとか言って強制的にかぶせられてるんですよー」

「へー。そうなのー。ベル、ナイスじゃん!」

何でそこで堕王子を褒めるんですかー?普通かぶってるミーを褒めるんじゃないんですかー?
彼女も結局は男集団にいるだけあって中身は同じなんですねー。

「じゃあさ、マーモンの代わりならさ、」

そう言ってミーの両頬に触れる。
ま、まさかこれは!!

≪マーモンの代わりに私w「痛だだだっ!!!」

「えー」

頬を抓るなんておかしいですよー!
なんですかさっきの表情はー
必要ないでしょー!

「痛いじゃないですかー!」

しかも、ミーの想像と全然別じゃないですか!途中できられましたしー。
どうぜなら最後まで夢見させてほしかったですー

「なーんだ、マーモンの代わりゆーからホッぺぷにぷになのかと思ったのにィー」

「どうしたらそこに繋がるのか不思議ですー。馬鹿の考える事はよくわかりませんよー。」

「馬鹿ゆーな!」

軽く頭をはたかれたけど蛙のお陰で痛くありませんでした。

「それにしても、前任loveですねー。」

「マーモン可愛いもん!!!」

「・・・親馬鹿みたいですね。」

「上等だぁ、あれだよ六道骸、見つけたら絶対あのヘタ抜いてやるんだから!!」

「?なんでですかー?」

「何!?フランしらないの?幼気ないマーモンちゃんをぎったんぎったんにしたんだよ!!」

「でも、勝負だったんじゃないんですかー?」

「あの後マーモンがどれほどナっプルを嫌いになった事か!!」

「・・・なんですか、、それ?」

「パインを見ると六道骸を思出すからって言って私の好物をマーモンちゃんが嫌いになっちゃったんだよ!!」

「・・・で、それでですか?」

「そーだよ!フランも後任として!あったらヘタを抜くんだからね!」

「えーミーもですかー。」

「当り前よ!!」

と、脅されたのでした。
―――――なので、

ミーは【ヘタ抜き同盟】と言うものに強制参加させられました。
今度会うときは気をつけて下さい。
それでは、お元気で。

ps.
女の子を泣かせるのは最低ですよ-。

゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


二日後手紙を読んだ師匠、

「クフフ フランは結局何を伝えたかったんですかね?」

「完璧ノロケだぴょん。」

「彼女未だに根に持ってるんだ、、」

「それにしてもずいぶんイチャイチャしてるようで」

「あ、こいつ写真まで送ってきてますよ!」

「【ヘタ抜き同盟】て書いてある。」

「・・・その同盟にフランが抱きつく必要はどこにあるんですかね??」

自慢のために送ったのでした。

自慢と理屈

(師匠今頃読んでますかねー)
(かなりショックうけてんだろーな)


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