帰りの会が終わった。 みんな部活に行く用意をしたり帰り始める。 そして、俺は名前にある頼みを言おうとしてるんだけど・・ 「はぁー・・。」 言えない・・・ 迷惑かな？ と思うとどーしても言えねー！！ あー・・・ でもなぁー・・。 友達と明日の事で話している名前はとても楽しそうだ。 邪魔しちゃ悪いよなー。 んでも、俺もそろそろ部活が・・。 てか、あいつ俺の彼女だよな！! いいよな！ 別に問題ないよな！ みんな知ってるもんな！ 恥とか知るかそんなもん！ あ、俺にも一応恥ずかしいとかあるんだぜ？ あいつがどー思うかなんだよなー こーゆうの嫌とか言われたどうすっかな,,, なんか前に俺のファンクラブといざこざがあったらしいけど・・・ 無論怒ったぜ！ 俺が好きなんだから！ 俺だって関係あるだろ！！ なのに、名前は・・ 「関係ないよ♪」 て、笑顔で返しやがった・・・。 その後、返り討ちにしたとか、なんとか・・ んま、今は和解てより喝を入れて、部活の時の応援はより一層ましたんだよなー いやー先陣切って 「お前ら本当に好きなのか―！」 て叫ぶ名前。 お前はどうなんだよそれ！ 彼女として普通そこは焼き餅やくんじゃね？ 周りから向けられる憐みの目！ あれは耐え難いぜ？ そんな気の強い名前、以外にテレやだし・・・ 断られたら凹みそうだ俺。 つーか、 俺のこと好きなのか！？ あーヤべー・・ 過去を振り返ると不安が、、 「山本―？どーしたの？」 顔を上げれば、 名前がいた。て、近い！ いつのまにこんなに近く！？ 話は！？ 「ん？部活行かないの？」 行って欲しいんだ・・ 普通そこは、寂しそうに言うだろ！ 名前さーん。そこは感じ取ろうぜ！ 「え、あ。いや、行くぜ！」 行くんだけどよー・・ 「お！ホームランかませよ！ 無理しないでがんばっ！！」 ほらほらーーー！ そのさりげなく優しい言葉！ 駄目だ俺。こんなんで嬉しくて、声がでねぇ。 むしろ近い！距離が近い事に照れて何も考えられねぇ！ 言おうかなー・・・ どーしようか。 て、帰っちまうよ！！ 「名前！！」 「ん？」 「今日さ「今日待ってていい？」 「え。」 「今日、部活終わるの待ってていい？」 「あ。はい。お願いします。」 気分上々で教室を出た名前。 言われた・・・ 喜ばしい事だけど、 俺のあの時間はなんだ！？ ドルチェを唄って 「なんか山本見てっとイラっとしますね」 「獄寺君。あれが青春だよ」 でも、ウザい。 2人だけの空間作りやがって！ |