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裸で布団を被っている彼女を見たらどうすればいいんだろうか?
心臓が張り裂けそうでどうしたらいいのかわからない。頑張って無表情を続けるが内心叫びまくって暴れ回っている。
どうやって此処迄すすんだ?健全たるお付き合いはどこから、どこまでの事を言うの?普通にデートしていたのに何でラブホテルに足を踏み入れちゃってる?何を当たり前の様に入って慣れた手つきで部屋開けちゃってシャワー行かせちゃったかなぁ!慣れてないから!初めてだから!僕もなんでシャワー浴びて普通にベットまで来ちゃたんだか。顔を赤くして僕を見る名前はこれからする事をわかっているんだろうか?あぁ、どれだけ淫らになるんだろう…ちなみに今までの知識は学校でエロ本を読んでいた生徒から没収したものから学んだものだ。僕だって男なんだから興味がないわけじゃないが今からどうすればいいのか、あれをこうして、ずっこん、ばっこん?なんてできるのかーツ

いや、両思いなんだからいいんじゃないか?お互い好きだと確認してるんだし、こんな悩まなくてもいいんだよね。
君はどうかわかないけど僕はずっと君のことが好きだったんだから。
最初はこの気持ちがなんだかわからなかったけど初めて自動販売機で缶コーヒーを買ったのを名前に見られて胸が高鳴るのを感じこれが恋だと気付いた。
気づいてから付き合うまではそんな長くかからなかく話したきっかけは名前がお腹を空かして屋上で叫んでいた時たまたま持っていた梅味の飴をあげた事だった。誰かに何かをあげのはこの時が初めてだ。
手を繋いだのだって、勉強を教えたのも、髪を触らせた事も、寝顔を見せたことも初めてで、ここまで来たら僕の初めてを全部名前にあげようと思ってた。

優しく、でるだけ優しく名前にキスをした。されるがまま…の様に彼女は僕に全てを任せる。
そのままベットに押し倒してベットに背を任せる君は僕を涙目で見つめて今だ恥ずかしそうにとまどっているから、僕も恥ずかしくなってできるだけ目を合わせないように彼女の首に顔をうずめた。

自分の欲求に勝てないもので、なにもしらない筈なのに体はその欲を満たそうと急ぐのを必死に止める。
名前は僕がど、ど、童貞だってーのを知っているはずだ。そんな事口にしたことないけどさ。でも、解ると思う。できれば彼女も初めてだったらいいのに…初じゃなかったらそこそこ傷つくな。
だって好きだから。自分がこんなにも素直な人間だなんて思いもしなかった。中学時代は風紀を乱すとかなんとか理由をつけていたら、こんな時に困るだなんて考えもしなかったよ。高校に入りようやく大人の階段を昇る歳になりそっちに興味がわいた。今まで群れを咬み殺したり、強い相手と闘えればそれでけで僕の気分は満たされたからだ。

さぁ、愛しあおう?なんて臭いかな。
できれば、君の僕の初めてを頂戴
僕は君が一番最初だ
この先も、ずっと君にだけだけどね。

恋はひとり愛はふたり

(いただきます)
(雲雀さん…)
(どうしたの?)
(優しくしてください、ね)
(…う、ん)



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