log | ナノ



どうしても髪が染めたくて
泡タイプの染めるやつを買
ってきたらロマーリオに真
顔で止められた。あの時ほ
ど冷めた目をしたロマーリ
オを俺は今だみたことがな
い。勿論、それは捨てられ
た。染めたい理由なんて単
純なもので好きな奴が黒髪
の人がタイプだと言ったか
らだ。俺の髪はキラキラ目
立つ金色。日本に行けばこ
の髪色と外人って事でかな
り目立ったりもする。
そんなのはどうでもいい。
つまり俺はこの髪色である
以上アイツと結ばれる事は
ないのだ。生い先真っ暗だ
。ずっとダチでいるしかね
ーのかよっ。いっそのこと
剃るか全剃りするしかない
か。ロマーリオに相談した
らまた真顔で黒髪のウィッ
グをくれた。何の慰めにも
なってねえよ!つけたけど
似合わなかったしな!最終
的に俺にはこの髪色が一番
似合ってんだろ!そうなん
だろ!分かってるけど足掻
きたくなるもんだろ!

リボーンに相談したらまっ
たくもってアドバイスにな
らないことが返ってきた。
立派なボスになればいいっ
てそれもう諦めろって言わ
れたようなもんだろ。まず
、リボーンに恋愛相談をし
てはいけない。凄腕ヒット
マンが女で困る筈ないから
俺の悩みを分かるわけがな
いんだ。こいつ何気黒髪だ
しよ。タイプってのがダメ
なんだよなもっと違うとこ
ろをアイツのタイプにすれ
ばいいのか!例えば髪型!

「わたし好きな髪型スキン
ヘッドなんだよね。」

それって髪色関係ねーじゃん
やっぱ坊主にするのであって
たし!やりたくないけどさ!
結局俺の恋は叶わなかった。

(あいつには既に彼氏がいて)
(そいつは茶髪のキノコヘアー)
(好みってあてになんねーな)

×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -