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たかが一日メールの返信を返さなかっただけで怒られた。死ねばいいのに何で私が怒られなければならないんだこの腐れパイナポーとうとう脳みそまでやられたか。
大体奴はニートだから暇なんだろうがこっちは現役女子高生やりながらバイトしておまけに裏の仕事までやってんだよ舐めんなよもう既に成人の仲間入り的な事しちゃってんだよクソ。

なのに骸ときたら中卒で敵対するマフィアだかなんだか知らんけどそんなのに入り毎日女をとっかえひっかえして金と酒をむさぼるようなことしてるじゃないですか。仕事してるって幻術ったってどうせ座りながら眼を瞑ってでもできるんだろそれを世の中仕事とはいいませんただの妄想っていうんです中二病患者っていうんですーっ。

千種と犬を見習えよお前にパシられて基地に帰ってくるころにはボロボロの上に疲れ果ててすぐ寝ちゃってるじゃないか。これぐらい疲れて帰ってきてみろ。

「すいません。できるだけ返す様にします」

「反省してないことくらい分かってますよ」

もっと心を込めて言えとかそこに正座しろとかしまいには体で示せとかその下半身についているもの使えなくするよ?ねえ。

「いやいや、してますよ」

「僕をだませるとでも?」

「騙してませんものただ私の言い分も聞いてほしいかなって思ってるくらいです」

「ほお」

ただいま彼は革のソファーに座り私は豪華な絨毯に正座をさせられているという状況です。nowイタリアとか笑えるんだけど。態々イタリアに呼びつけた理由がこれですか。しかも交通費も私が払うんですか。ふざけてるよこの人ほんとに頭腐ってるよ。大事な私の汗水流して手にしたお金が意味もない飛行機代とか泣けてくるってほんとにいろんな意味で。バイトも学校も休んでわざわざ来たのになんなのこいつほんとになんなの。
私ってあなたの恋人だよね?好きだ好きだって言ってるのが恋人じゃないからね言葉なんていくらでもいえるんだからね。

「バイトとか学校生活で忙しくて便乗にメールとか返せないっていわなかったけ?」

「忙しくても何通かは返せるでしょう」

「何通かはかえしてると思うよ」

「なら君は僕が心配じゃないんですか?遠く離れた僕が今どうしているかとか気にならないんですか?」

「とりあえずメールとか送りまくれるくらい此処が暇なのはわかりました」

沢田さんもっとこいつに仕事与えてくれよ携帯ぶっ壊れるくらいの仕事をさ。なんだかほんとうに自分が謝っている意味がわからなくなり正座を崩してあぐらをかくもっと女性らしくしろとかこいつは女にどんな幻想を抱いてんだ。

「もう無理です私は骸が居なくても生きていけます別れよう」

「何思ってもないこと言ってるんですか君は僕の事を愛している癖いに」

ダメだ本当にこいつの頭はイかれている誰か助けてあげて。疲れたよ気づいてよもう既に愛しているとかの問題を超えているんだよ。骸が女のほいほい相手するように私だって貯めたお金を自分のために使ったりしたいんだよ男をほいほいする訳じゃないんだからあんたよりマシでしょ。

「大丈夫ですもうきれいさっぱり愛とか好きとかないんで別れて」

なにその呆れた眼差しは私が逆に送りたいんだけど。嘘だと思ってるの幸せな奴だなあ。散々あんなことやこんなことしといて私を離さない訳がわからない。幼い頃からずっといるから?犬や千種と同じように考えてるの結局骸は私を愛してはいないんだよ。
傍に寄ってきて壊れ物を扱うようにそっと抱きしめてくる骸。いつも私が離れようとするとこうしてくるそれは愛じゃなくて依存っていうんだよ。



私ならなんでも許すと思った?
呼べばくる、助けてくれる
信じてくれる自分だけを
みてくれる私を只、あなたは
傍に置いておきたいだけでしょ。



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