もし、目の前に未来の猫型ロボットが現れて。

タイムマシンに乗せてあげると言われたら。

過去と未来。

どちらに行く?




俺は過去がいいな。

景吾が生まれた日に行きたい。

小さくて柔らかい手を握って。

澄んだ空色の瞳を見つめながら、こう言うんだ。




「生まれてきてくれてありがとう。何年も先の未来で待ってるからね」





・・・って。









****











もし、目の前に未来の猫型ロボットが現れて。

タイムマシンに乗せてあげると言われたら。

過去と未来。

どちらに行く?




俺は・・・未来だな。

リョーマが消えてしまう日に行きたい。

リョーマの身体を強く抱きしめて。

唇にキスをして。

琥珀色の瞳を見つめながら、伝えたい。




「リョーマ、ありがとよ。俺と出会い、俺を愛してくれて。・・・百年先、千年先、その先も・・・ずっとお前だけを愛している」




・・・と。













...end.





●あとがき●
なんかこういうの書きたくなりました。
色々と突っ込むところがあるかもしれませんが・・・まぁ・・・ぁの、スルーの方向でお願いします(-.-;)
ここまで読んでくださってありがとうございました!(>_<)
2012*3/17


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -