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かつてメフィストフェレスが云うことには、この世界は青と黄色の粒で満たされていたらしい

私の"好き"はその程度のものだったんだなぁと、なんとなく哀しくなってしまいまして

貴方に抱きしめられたときに聞こえるメロディーが、私のものと重なっていく様を聞いているのがうれしくて

闘うために生まれただなんて信じられない、貴方の手はこんなに優しいのに

いつか世界に一人だけになったときのために持っておきたいものがあるんだ

閉じられた人形の眸の色を当ててみせてくれないか、それが彼女の心の色だから


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