18
いつもより少しだけ多めにお菓子を作って、いつもより少しだけいい食事をして、いつもより少しだけいいビールを飲んで、そんな記念日
同じシャンプーを使ってるというただそれだけのことでこんなにもあったかい
理想と現実の間に深い深い谷があることが当たり前になってしまった僕の精神と
過去と未来の間にあるものが現実なのか空想なのか判らなくなってしまった君の世界の
彼岸花、金木犀、たき火の匂いと続けば、もうすぐそこに足音が聞こえる
全部分かってくださいなんて欲張りの言い分だなんてこと十分すぎるほど知ってるのに