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憎むべきものを探す旅に出よう
僕たち、同じ酸素で呼吸した
おまえは俺じゃないと幸せになれない
まずは何から壊せばいいだろう
家族を捨てた日、僕は愛を知った
/吏沙さま



世界にもないしょの話
わたしたちの計画的犯行
パンドラの箱にはめいっぱいの夢しか詰めこんでないの
ハロー、わたしの分身さん
ミステリアス・ガールズの溜息
女の子のハートはオートロック式なのです
秘密の鍵はふたりぶん
あなたに隠し事するなんて、わたしらしくないと思っただけ
/慈雨さま



ノンシュガーのコーヒーだって甘くなる
躓いた先で君を拾ったよ
揺れたカーテンにふたりぶんのホットミルクを添えて
睫毛が震える芸術を知っている
5文字の合言葉を囁いて
心臓を絡めた約束が脈打っている
/透真さま



愛し合ったあとは血まみれ
どうかぼくを殺さないで
小指の赤でとらわれの身
本日めでたく迷子になりました
この腕の中だからこそ生きている
脚と不安をとりかえっこしましょ
わたしは君の隣に根を張ろう
/凛子さま



えんぴつの殴り書きが世界のすべて
アダルトに青春
みっともなくていい、それがいい
全力で馬鹿になった僕らが大好きだったんだ
今をめいっぱい楽しむためのバイブル
泡の中でもがいた一等星たち
例えば爽やかとは無縁になってみたり
僕がいて君がいて、初めて空が青いことを知る
/さやかさま



わたし、あなたに壊される芸術になりたいの
そんなこんなで僕たちは生きていた
もしも神様が死んでしまったら
またねの嘘とノストラダムス
きみで始まってきみで終わる世界
/アマリリスさま



がんばりたくないから人間
プライベートルームで泣かせて
ノータイトルなノンフィクション
さみしさと恋人
溺れて沈んで帰ってこられなくなりたいよ
こんなことなら手も目も耳も、なにもかもいらなかったのに
ぐさり、フォークでぶちまけた
ニヒルに笑う孤独とふたりきり
その右手をへし折ったのは僕だった
酸素はときに、凶器となる
/紫恵琉さま



砂糖をつまむその指先にさえ嫉妬する
白黒つける勇気がないの
すてきじゃなかったら惚れてないよ
癒されたりときめいたり、忙しいことで
カフェオレみたいに混ざり合ってしまいたい
あなたの手は優しさでできている
期待してるのはきっとわたしだけじゃない
甘いのと苦いの、どっちもほしいなんて欲張りかしら
好きだなあなんて、コーヒーといっしょにまた惚れ直しちゃう
隠れ家で育む恋はほろ苦い香り
どうしたって無意識にきみは特別なんです
僕の手でその笑顔をつくりたい
きみの仕草はいじらしさでできている
ホットココアと共に陥落
今日も君に、最高のひとときを
隠し味に気づいたら、始まりの合図
自惚れることぐらい自由にさせてよ
定刻のベル、僕の心臓が騒ぎ出す時間がやってきた
また会いたい理由を溶かし込んだスペシャルメニュー
気づかれないようにそっと幸せを握りしめる
/匿名希望さま



捕らわれ方、選ばせてあげる
わたし以外にうつつを抜かすなんて
黒を孕んだ恋情
愛することはいつだって理不尽なもの
あなたを手に入れるため、唇に毒を塗るの
/ハイコさま



宝石よりも美しいものがあると知った、とある日の昼下がり
ぼくが傘になるから泣いていいよ
木漏れ日のスポットライト
その手を取って僕の城へ連れて行けたらいいのに
大空をも魅了するその瞳がほしい
森の奥、その世界に僕もお邪魔させてもらっていいかい?
/音川さま



ぼくのお姫様をエスコート
イエス・オア・キス
高めの体温が癖になりまして
選ばれてヒロイン
あなたと幻は見たくない
幸せ行きチケットをどうぞ
お砂糖7割増し
無自覚な魔法使いさん
わたしを攫う準備はできていますか
そう言って、君は僕を幸せにするんだろう
/りあさま


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