001: シュティア・ホルン

001-4: incubus × ...

あ、おはよー……じゃなくて! えっと、そう、こんばんは!
(最近よく顔を合わせる相手と今夜も街中でばったりと、この遭遇が偶然なのか意図的なのかはともかくも、会ったからには挨拶をと口に出したものをすぐさま訂正にかかり。起き出して一日の活動を始めたばかりの自身の時間感覚に従えば、おはよう、が一番しっくり来るのだが、日が沈んだ後でそれは普通の人間には違和感しか与えないと知っていて、誤魔化すように苦笑しながら頬を掻き)
いやあ、あはは……最近ちょっと、昼夜逆転ってやつで。

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