GT。ブルマの超ブルーツ波発生装置がもっと早く開発されていた設定です。
いちおうエロですので苦手な方注意。
それでもよろしければ↓
desert
カカロットの前で変身するのは3度目だった。
ブルマに頼んで、地球人ごときが作った下等な科学の力をもってしての変身だったとしても、いまや超サイヤ人4などという化け物のような強さへ辿り着いたカカロットになんとしても追い付くためには、屈辱ではあるが必要な手段であった。
バビディのときと似たような発想の自分は、結局成長していないのかもしれない。
凄まじく強く、力に溢れるこの姿をしていると、みなぎる満足感があった。
「ここなら、少しは周りを気にしねぇでやれるな、ベジータ」
「…。」
眉を寄せて、怪訝な顔で見上げる。超サイヤ人4のカカロット、髪が真っ黒なまま、随分と獣臭い姿形をした最恐の戦士が、凶悪に煌めく黄金の瞳で高圧的に見下ろしてくる。
血のように赤い体毛に包まれ、サイヤ人の象徴である尻尾を生やしたこの姿のとき、彼は随分と冷静で好戦的な性格であるような気がする。
確かに超化すると軽い興奮状態に陥るが、自分はそこまで性格が変わるほど影響されてはいない。それは4になっている時とて同じだった。
カカロットにはもともとこういう一面があった、ということだろうが、ここまで自信に満ち、いっそ美しいほどの戦闘民族へと変わる彼を見ていると、やはり下級戦士は超化による力の変化に人格を左右されやすいのかもしれないと思ったりもする。
最早戦闘では敵わないと認めたものの、この男はサイヤ人の中で選ばれた血筋ではないのは確かである。
自らの天性の才能でここまで上り詰めているのだとすれば、もし自分と同じ王族に生まれ、生来の戦闘力がもっと高かったなら――、そこまで考えてベジータはかぶりを振った。
そんな仮定は無意味だ。
現にカカロットは超サイヤ人としてそこに存在するのであり、王族である自分を超える存在として対峙している。
金瞳が、舐めるように爪先から髪の毛の先までじっくりとこちらを見つめている。
それだけで、何故か身体全体をざわりと撫でられたように鳥肌がたった。
ゆっくりと持ち上がる、その口角。
超サイヤ人4になれたのは結局純血である自分達二人だけだった。
最強の名を欲しいままにしていたカカロットに、初めてこの獣臭い超化の姿を見せたときも、彼は追い付かれてしまったとか自分が一番だったのにとかそういう気持ちは一切持たなかったようだ。
ただ、ほんとうに満足そうに、「最高だぜ、ベジータ」と低い声で呟いた。
追い付いてきてくれたことが嬉しいと言わんばかりの、最強の戦闘民族らしい楽しげな表情だった。
ベジータは、白い手袋に包まれた手をぎゅっと握る。
超サイヤ人4での手合わせは三回目、なるべく周りに被害が出ないように50℃を超える暑さの砂漠へわざわざ来たのだから早く始めたいものだ。
瞼と目の周りに浮かぶ艶やかな朱色は、好戦的でいてゾクリと性的な魅力すら感じさせる。
ゆらゆら霞んで見える、身体を焼くような熱気の中で、カカロットはまるで涼しげな顔をしている。
「…始めるぞ、カカロット」
いつまでも動こうとしない彼に痺れを切らしてそう吐き捨てるが、しかし、彼は少し首を傾け、その爆発的な気とは裏腹に、闘うつもりなどまるで無いかのように笑った。
ただし、それはいつもの孫悟空らしい屈託ない笑顔ではなく、最強の戦闘民族サイヤ人の不敵な笑みだった。
「なあベジータ……スーパーサイヤ人4は強え……。でも、ひとっつだけ、困ることがあんだ」
「……どういう意味だ?」
ベジータは腕を組むと、訝しげに碧眼でじろりと睨む。
「おめえだってそうなんだろ?」
「……?何のことだ。つまらん御託はいい。さっさとやるぞ」
しかし、ゆったりとした芥子色の胴着を下半身だけに身に付けたカカロットは、小さく微笑んで、ゆっくりこちらに歩み寄ってくる。近くに来れば来るほど、忌々しい体格差のせいでどんどん視線を上にあげなければならない。
縮まっていく距離に何か嫌な予感がして後退りたくなったが、奴に近づかれて怯えたかのような態度をとるのは癪だったので、ぐっと堪えて代わりに思いきり睨み付ける。
勿論、そんな睨みなど毛ほども感じていないようにカカロットは、その瞬間に眼前から姿を消した――否。
爆発的に向上した身体能力で、瞬間移動の如く真後ろに飛んでいたのだ。
背中の肌が触れるほど近くに、カカロットの気を感じて振り返ろうとしたそのときには、その太い両腕にすっぽりと抱きすくめられていた。
一気に体温が上がるかのような錯覚。
「獣みてぇになるからかもしれねぇが……、」
耳元で囁くその低い声に、ざわりとうなじが総毛立つ。
「……っ!」
尻尾をいやらしく、するりと撫でる手に、身体の力が全部抜けてしまいそうな快感の予兆が通り抜ける。
「…、っ、貴様っ!!何のつもりだ!俺はそんなことをするためにわざわざここまで来たんじゃないぞ!」
「この姿でおめぇと闘ってる最中、ずっと思ってた。…やりてぇ、ベジータ」
「貴様……!そんなこと考えながらこの俺と闘っんんん!!」
頭に血を昇らせて叫ぶベジータの顎をぐいと掴み、最強のサイヤ人は朱の瞼を閉じながら唇を強引に塞ぐ。
言葉を途中で飲み込まれたベジータは驚きに目を見開き、直後には抵抗しようと必死に身を捩る。足を踏んでも相手の足は砂に埋まるだけで何の意味も為さず、左腕で肘鉄を食らわそうとした瞬間、カカロットの右手が素早くそれを掴んで、簡単に阻止されてしまった。目を閉じているというのに、まるで見えているかのような動きだ。
その間にも生暖かい舌がヌロヌロとベジータの唇を舐め、割り入ってくる。
上顎を、つう、と撫でられ、歯茎を辿るように舐めていく舌先に、くすぐったいような気持ちいいような、変な気分になってくる。
舌を一噛みすればいいだけなのに、ベジータにはそれができなかった。
それはひとえに、相手がただの「孫悟空」ではなかったからかもしれない。
先にも言ったように、この男は超化すればするほど性格が変わる。禍々しいまでの赤に包まれた今のカカロットが、舌を噛まれてただで許してくれるような気がしなかった。きっと、舌を噛まれるのもすでに想定していると見て間違いない。容赦の無いカカロットから、噛んだ直後に怯むどころか目の色を変えて振るわれるであろう暴力を想像した。首を絞め引き倒し馬乗りになって、金瞳で冷たく見下ろしながら顔の形が変わるまで殴る様子が容易に頭に浮かぶ。
相手の鳩尾を捉えるはずだった左手は捕まれたままだし、背後をとられている。この体勢からの逆転は、体格差を考えるとますます難しい。
舌と舌が絡む。砂漠に似つかわしくない、くちょくちょと粘液が絡むような音がやけに耳につく。
「ん、っふ…ぅう……」
頬が熱いのを自覚していた。
間近のカカロットから、理性を狂わせる類いの芳香が香ってくるような気がする。
下腹部に熱が集まるのを自覚する。
だめだ、何でこんな奴のキスごときで。
ベジータの顎からそっとその大きな手が離れ、首筋から、赤い毛がなく剥き出しの胸をゆっくり辿っていく。硬い手が、体にぴったり張り付いているようなベジータの青いズボンの上から股間をまさぐる。
びく、と身体が震え、嫌だという気持ちと思わず期待する本能に板挟みにされる。
その武骨な手が明確な意図を持って、やわやわと触れる度に身体の奥が疼いた。
噛みつくようにキスを続行され、だんだん頭が正常に働かなくなってくるようだった。
弄られているうちに直ぐ身体は素直な反応を示し、ズボンを押し上げて窮屈になってくる。布越しの感触がもどかしい。
「…ベジータ…」
唇が触れ合う近さで、カカロットが呟く。
「おめぇ、舌噛むのかと思ってたけど…噛まねぇから驚ぇたぞ?」
ベジータの股間を弄り回していた手を止めてニッと笑うこの男に、ベジータは最大級に嫌な顔をした。
「…………噛んでほしかったのか、マゾ男」
「ハハッ、まさかぁ!」
「…ふん、まあそうだろうな。貴様はマゾというよりエゴの屈折サディストだ」
「エゴ?なんだそれ。」
「説明したくない。勝手に想像しろ」
面倒くさそうに吐き捨ててやると、カカロットは不満そうに眉を寄せ、またその左手が行為を再開した。
「…!っ、貴様、まだやる気……!」
「だって、おめぇのここ、硬くてあちぃぞ?」
「!!!」
ベジータの頬が、羞恥に染まる。
とんでもないことをさらりと言ってのけた赤色の猿は、一回り小さいベジータの伸びた髪の毛に顔を埋めて掻き分けるようにその首筋をねっとりと舐める。
「…ぅ…!」
ぴくりと反応を見せたベジータの張りつめた股間は、ぴちぴちのズボンに押さえつけられ随分苦しそうだ。悟空の右手は未だベジータの白い手袋に包まれた左手首を掴んだままで、まだ油断などしていなかった。
ベジータは最後の最後まで折れないことが多いからだ。
当然のように、簡単にベルトを引きちぎるとズボンの中に手を滑り込ませる。
「き、きさま…また俺の服、ぅ、…っあ!」
熱い掌が直に触れ、思わずベジータは朱色の瞼を閉じて吐息を漏らす。
「おめぇ、気持ちイイの好きだもんなぁ……」
下級戦士のはずの悟空に急所を晒して愛撫され、あまつさえ快感を感じてしまっているなんて、――もう何度も体を重ねていても、毎回自分のプライドが悲鳴をあげている。
ゆっくりと、力を込めて圧迫しながら規則的にしごく手に、体が逆らおうとしてくれない。
「ん、ん、っく…」
朱色の瞼をぎゅっと閉じて、快楽の波をやりすごそうとしても、真後ろにぴったりとくっついているカカロットの体温だとか、かかる吐息だとか、乾燥してほとんど匂いなんてない砂漠で自分と彼の汗の混ざりあったような匂いだとかが、頭の奥まで支配していくようだ。
「なぁ、ベジータ、一回イっちまえよ…」
囁く低い声はこの上なく艶めいている。
こんなことしにきた訳じゃないのに。
しかし、ベジータはいつも以上に、体が敏感なことに気づいていた。
カカロットの言う通りなのかもしれない。
この超サイヤ人4という特異な存在は、いわば大猿状態のパワーをいつもの身体に凝縮したようなものだ。大猿というのはつまり野性であり――強い本能は快楽に従順だった。戦闘民族にとって、戦闘も性行為も快感であるという意味では同列だ。
「…っ、ん、…ふぅっ……」
だんだん速くなるカカロットの手の動きに、神経のすべてがそこに集められたように理性がどろどろと溶けていく。
先程から、ベジータの尻には何やら硬くて熱いものがぐいぐい押し付けられていて、普段なら間違いなく気持ち悪いと思うのだろうが、今はそれさえ興奮の種でしかなかった。同じ性であるのに自分の身体を弄って欲情しているカカロットを、どうしようもなく抱き締めてやりたくなる。
少し顔を上げて、黒髪のカカロットの頬に軽く自分の額を当てた。
彼は一度びっくりしたような顔をして、それからその金瞳を愛しげに細めて顔を近づけ、ゆっくりと唇を重ねてくる。
直後、そっと拘束から解放された左腕は鳩尾を捉えるはずだったのに、キスをするカカロットの頭を引き寄せるようにその髪の毛に絡み指先を埋める。
ああ、だめだ。
もうだめだ。
カカロットが、俺のことだけを見る瞬間。
この強くて美しい生き物が、俺だけのものになるこの瞬間。
堕ちる。
何されたっていいと思ってしまう。
お前が俺だけを見るなら。
それが闘いだろうと、屈辱を伴うこの行為だろうと、もうどうでもよかった。
「っ、くぅ……」
ビクンと身体が跳ねて、手淫で果てたベジータの精液は、ベルトとともに破られてしまった身体に密着するようなズボンと、悟空の手を汚した。
悟空は、一回り小柄なサイヤ人を抱き締め、小さく樮笑む。
堕ちた。
こうなったら、もうベジータが拒むことはない。
ほんの少しの感情の変化はありありと伝わる。決して直接は言わず遠慮がちにキスをねだる小さな動きさえ愛しい。
頑なに嫌がるベジータが素直になる瞬間が一番好きだった。
プライドの高い王子たるこの男を手中に収めたと感じられる瞬間。
いつも真っ直ぐに背中を追い掛けてきては隣に並ぶこの好敵手を、己が支配する快感。
身体全体がくずおれそうなほどの脱力感に無意識のうちに体重を預けてくるベジータを抱き支えた。
ベジータの赤い尻尾が、ゆるゆると悟空の尻尾に絡み付く。
「ベジータ…、」
吐息のような囁きに、ベジータは頬を染めて俯く。
身体を焼くような砂漠の中では熱源には近づきたくもないはずなのに、ベジータは背後から包み込むような暖かい体温は悪くないと思った。
頬に軽く唇が触れ、悟空の太い腕に抱かれゆっくりと熱い砂の上に腰を下ろす。
超化した身体は、この程度の温度で火傷はしないものの、体毛に覆われた身体はじっとりと汗をかいている。密着した部分が汗でぬるりと滑る。
悟空はベジータをうつ伏せにしてのし掛かり、髪の毛に隠れた耳をねっとりと舐めながら、その細い腰にまとわりつく青いズボンを引きちぎるように脱がせる。布の破片がブーツの周りにだけ残ったがあまり気にせず、体毛に覆われていない形の良い白い尻を掌で確かめるように撫でて割れ目を探る。ぬちょ、と指先に粘液がついて、悟空はにやりと口角を上げた。
「濡れてんぞ?そんなに欲しいんか」
ベジータが耳まで一気に赤くなるのが可愛くて仕方がない。
「おめぇ、男なのになぁ…こんなとこ濡れるなんてヤラシイ…」
以前、サイヤ人は地球人とは身体の生理が違うのだと説明されたが、こんなに都合の良い身体があるなんて信じられない。
中指を沈めると、簡単に奥まで入ってしまう。すぐに人差し指も挿入して熱い肉の襞をかきわけるように指を動かすと、触ってもいないのにベジータの陰茎が勃起して熱い砂にその先端を擦りつける。
尻を突き出すような格好でゆるゆると腰を振る淫靡なその動きに、ずきりと下半身が疼く。
「……、ッあ…!」
「腰、…揺れてんぞ?」
「…ッ、くそったれっ…っん!遊んでねぇで、っ…さっさと挿れやがれ!」
赤い体毛、碧い瞳、細い腰から尻尾が生えて、まるで獣のような姿。ついにここまで追い付いてきたベジータは唯一無二の同族。
悟空はゾクゾクしながら、そっと指を抜いて自らの芥子色の胴着を止めている青い腰巻きを解き、面倒そうにそれを脱ぎ捨てる。身を焼く太陽の光は最早気にもならない。視界が揺らめくのは気温のせいではない。
「なぁベジータ…おめぇは、オレのことだけ考えてればいい」
ベジータの小さな背中に圧しかかり、耳元で囁く悟空に、ベジータはぼんやりとしながら男の太くて硬い陰茎がゆっくりと押し入ってくる感覚に細く長く息をつく。押し広げられる痛みは滑る粘液で痺れたように緩和され、体内にカカロットの一部を受け入れていく行為は、屈辱的ながらも甘美だった。
言われなくても、お前のことしか考えてない。
むしろ、お前が俺のことだけ考えるべきなのに。
「んあ、あ……」
暑さで頭がどうにかなっているのかもしれない。
重ねた皮膚、まざりあう汗で身体中が濡れる。
「やらしいな、おめぇのここ……オラのくわえて、ひくひくしてっぞ…」
何でこんなに煩悩にまみれてる奴が筋斗雲に乗れるのだか、と半分麻痺したような頭でぼんやりと思う。否、超化した悟空はきっと乗れないのだろう。
顔を熱い砂に押し付けられ、頬がじゅうと焼ける。
半開きになった唇から砂が入り込んで口の中がざりざりした。
何かにすがろうとしても、手袋越しに掴むのは形のない砂ばかりだ。
のしかかる獣が腰を揺らし始め、ベジータはずるずると身体全体を揺さぶられながら、自らもそれに合わせて腰を振る。
肉棒の膨らんだ部分が、ベジータの内部にあるものを引っ掻いて、その度にびくんと背中が仰け反った。
「ン、ああっ、あ、あっ、」
「本当に、最高だぜ、…おめぇは…っ」
力が限界まで高められたこの姿のせいで、刺激に恐ろしいほど敏感になっている。
正直言って、特になにか目新しいことをしているわけでもなくただのセックスなのに。
「ひぁ、……カカッ、きもちい…!」
「…オレもだぜ、…っベジータ…っ…」
「…、あぁっ、はぁ…!…」
感じる度にぴんと反るベジータの尻尾を、悟空の尻尾が絡め取る。
超サイヤ人4でやるのがこんなにイイなんて、いくら気を使ったとしても惜しくないような気さえした。
ぐちぐちという結合部の音と、肉と肉がぶつかり合う音。頭の中に響きながら、もう自分の身体は自分のものではなく、容赦なくカカロットから与えられる快楽は何よりも強烈だった。
からだが勝手に腰を上下に振って、背後位で交わる姿は本当の獣のようだ。
「…っふぅう…」
注挿を繰り返すだけだった悟空が、ベジータの前に手を回して、硬く勃起した陰茎を掴む。
ぞくりと快感が走った。
「や、やめ…!やめろカカぁ……、い、いっちゃ…あぅうっ……!」
「……我慢しねぇで、いいぜ…いっちまえ」
「ひっあ、ああっ、ああ!」
強く擦られ、亀頭に軽く爪を立てられた瞬間ベジータは呆気なく二度目の絶頂を迎える。びく、びく、と不随意に痙攣する下腹部に合わせ、勢いよく飛び出した数ミリリットルの液体は乾いた砂の上に飛び、一瞬でその水分を失う。
「…ふぅ、ッはあ、あ!」
余韻に浸る暇もなく、悟空が腰を掴み激しく揺さぶられ、思わずきゅうっと中が絞まるのに合わせからだの中に熱い液体が弾けるのを感じた。
「…はぁ……ベジータ、…すげぇよかった」
「………」
ぐったりとのしかかり、顔をすりよせながら囁く男に、ベジータは小さく口角を上げる。
「…身体中砂だらけだ。もうこんなとこでやりたくねぇ…カカロット」
「ワガママだなぁ、おめぇ」
「お前みたいな下級戦士とは違うんだ」
「でも、超サイヤ人4で家んなかでこんなことやったらよぅ…潰れっちまうぞ」
「…もっと気候が穏やかで砂まみれにならない場所くらいいくらでもあるだろう」
「あ、そーか」
それはつまり、またやってもいいという意味で。
悟空は王子の頬にキスをして、繋がった体勢のまま左手の人差し指と中指を額に当てる。
「んん、じゃあとりあえず…」
「ま、まて!貴様、先に抜いてからにしろこのバカ!」
「へ?なんでだ?」
「誰かに見られたらどうするっ!」
ぐい、と悟空を押し退けようとするが、下が砂地でこの体勢ではうまくできず、もがくだけに終わる。
「しょうがねぇなぁ。じゃあとりあえずおめぇの家に」
「離れてからにしろぉおお!!」
ベジータの叫び虚しく、二人の赤い獣の姿はかき消えた。
二人が居たあとに残った、熱い砂のへこみもさあっと吹いた風であっという間にあとかたもなく平らに戻ってしまった。
まるで何事もなかったかのように。
end.
「誰もいねかったじゃねぇか」
「もしブルマがいるとこに飛んでたらどうしてたつもりだこのバカ!アホ!」
「どうもしねぇけど…ああ、でもしばらくブルマに会ってねぇなぁ」
「会ってるとか会ってないの問題じゃない!!」
超KY悟空さには、常識は通じません。
あーあ、エロ楽しかった
今回はエロ可愛いS4ベジ、エロ美しいS4悟空さ、ってのがテーマ…だったはず…。
S4えろいよ大好きだよ
「エゴの屈折サディスト」=絶望ビリーの素敵動画でベジたんに歌わせていたので、これはもう悟空さに向かって言わせるしかないと。
もっと悟空さをサドにしたかったがうまくできなかった。悔しい。
ベジータの孔は濡れます。(断言しやがった!
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