ヒロイン設定

ちょっと特殊なヒロイン設定にしたので書いてみました。なるべく読まなくても支障のない小説を書くつもりですが、参考程度に留めておいて頂ければ幸いです。




”海の子”(=翼)

精霊的存在で、実体をもたないが、不便なので実体を表す道具を持っている(ぼたんやコエンマが人間界でも活躍できるのと同様)。
地球上の生物の行く末を見守る監視者の役割をもつ。
分野が広いので、海・風・地・火の4柱に分かれているが、”海の子”を含め滅多に人前には姿を現さない。
霊界と深く繋がっており、特に海の子は霊界案内人の業務も手伝う(海難事故など死者が多く出るため)。
寿命は半永久的で、外部から攻撃などを受け、「殺され」ない限り永い時を永久に生き続けなければならない。
そのため歴史は長くても代は若いという現象も起きる(それでも代は100は優に越える)。
殺される要因としては、「人間や妖怪などに捕らえられ逃げられず」「他の「子」が統括している生物に襲われ死亡」など。
先代が死亡・消滅した直後、「先代が生まれた場所」で誕生する。
但し先代の寿命や記憶、性格は受け継ぐことはなく、漠然と海の子の運命を押し付けられる。
自分が統括している生物と会話をすることができ、襲われることはない(”海の子”なら魚やイルカなどの水生生物全員)。
海の子は一代一代オリジナルデザインの杖と羽衣をもつ。
杖には必ず宝玉がついており、次世代に受け継がれる。
この玉は水が凝縮されたものであり、戦闘の場合などはこの杖から水が支給される。
羽衣は海中で活動できるヒレの役割を果たし、さらに外敵の攻撃を受け止める力ももつ。
繊維が水で出来ており、延び縮みが可能。
また杖は指輪に、羽衣はハンカチのような正方形状の布に変換させることが可能。


人間界ではその存在は一部しか知られていないが、魔界では知られている国、民族もある。海の子を殺した者は直後に死ぬという言い伝えがあるところもあり、それが曲解され、海の子と関わりを持たない法律を定めている国家さえ存在するが、古い慣習の一部であり、意識としてはだいぶ薄れてきている。


人間界や魔界で存在する際は海や川、沼など水のある場所で、霊体の状態で暮らす。
これは支配下以外の生物からの襲撃に備えるためだが、魔界では霊体を食らう妖怪に襲われないとも限らないので、そこで一夜を過ごすことはまずない。



霊体の状態では何も食べずに行動する。
実体の状態だと魚以外は食べる。水だけでも長い期間活動が可能。


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