2011/05/24(Tue)
自分用の記録
完全なる独り言のためコメント遠慮します。
身内に不幸があった。
何の前触れもなく。
一人で冷たく、硬くなってたって。
明日は明日の風が吹くとか偉そうに言って何もしなかった自分はただのバカだ。
実は幸福なことに身内と呼ぶべき存在がたくさんいる。一年に何回法事すんの?みたいなそんな家に生まれた。
人が大方順番にいなくなるのとかは当たり前で、さして気にも留めなかった。順番通りじゃないことも比較的早くに経験したし。親不孝なお葬式はこの頭に焼き付いた。
命の誕生だってごく当たり前。私たちにできたんだからあんたにもできるでしょって。確かに。って自信をもらえる環境だった。
一年前の明日、私が救急車で運ばれた時も、ついにこの日が……くらいにしか思わなかった。親戚を見れば、私の番が回ってくることは明らか。10年以上前からそれを想定してた。
体の中から一つなくなったものがあることも、だから別に悲しくなかった。
そのために早くに子供も産んだし。
同室の、少し年上の女の人は見るからに落ち込んでいて、きっとあれが正常な在り方なんだと思った。
「これで子どもに……」ってお金をくれたおじさん。
「どんなの買ったの?」「まだトイレできないから買ってないの。買ったら持ってくるね」
何ですぐに買わなかったの。見せなかったの。
約束守れなかった。
明日には取り返しのつかないことがあるって、どうしていつになっても分からないままなの。
教えてもらったばかりだったのに。どうして役立てなかったの。
今までは誰かの死を後悔したことなんてなかったけど、慣れ過ぎてた。
果たせたはずの約束を後回しにしてたこと、今日からはやっぱり戒めとしていく。明日なんてないかもしれないんだから。
2011/05/24 09:27|ひとりごと | コメント(0)