花弁みたいに容易く離れる
群衆の中の一輪
刺だけは立派だった
栄養素はきみ
酸素を作れる花の方があなたに本能的に求められているのね
酸いとも甘いともいえない味がする
あなたは言った。「落ち着いた子になろう」「花のある子に」「おしとやかな子に」「もっと、」「もっと、」「モット、」段々機械的に成っていく声に吐き気がする。それは本当のわたしじゃないよ。そうなったらもうわたしは枯れてしまう。それでもいいの?嗚呼、そう。いいのね。わたしは要らない子なのね。ごめんね。
Thanks,
Noche
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