わがままハニー 1/2
「ねーねージョルノ〜!お願いよぉ〜!」
「嫌です。」
「ちょっとジョルノってばぁ〜!」
「嫌です」
「ど〜してもぉ〜???」
「はい。嫌です。」
さっきから僕にお願いと称して話しかけてくる女の子。
僕の幼なじみ兼、恋人のゆき。
謙虚で、優しくて、素直でとても可愛かった。
ーーーー昔は。
「いま失礼な事考えてたでしょ!もう!」
「いえ、昔は可愛かったなって思っただけですよ。」
にっこり。と美しい笑顔で笑いかけるジョルノ
「いーじゃん、プリンくらい。」
「嫌です。このプリンは限定109個のプリンなんです。いくらゆきでもあげません。」
「けちっ!」
「けちで結構!…どうして昔はあーんな可愛かったのにこーんな我儘になったんでしょう。」