彼女はスイーツキラー 1/5
「ジョ〜〜〜ルノっ!!!!」
僕の後ろから、愛しい彼女の僕を呼ぶ声。
「チャオ、ゆき!めずらしいですね、ゆきが遅刻してこないなんて」
「む、ジョルノひっど〜〜〜い!!!!」
怒った姿もまた可愛いな。
なんて、バカップルみたいな事を考える。
「ところで、今日はどうしたんですか???」
いつもデートに誘うのは僕なのに、今日はゆきからデートのお誘いがあったのだ。
「えっとね…」
ゆきはモジモジと恥ずかしがる。
「(な、なんだ!?可愛い…)」
「つ、着いてきてほしいところがあるの!!!」
ゆきは顔を真っ赤にしてジョルノへ告げる。
ジョルノもつられて顔が赤くなる。
ーーーーゴクリと唾を飲み込む。
ゆきはとにかく着いてきてというので、ジョルノは少しドキドキしながら大人しくついて行く事にした。