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ここはどこだろう。狭い。
真っ暗な中、苦しくて仕方なかった。

だれか助けて、ここから出して!
叫びたいのに声が出ない
身体も思うように動かない
パニックになりかけたとき、凄い力で引っ張られ、漸く苦しさから抜けだせた私は先ほどまでの恐怖と安堵で泣くことしかできなかった。
明るい筈なのに。目の前がボヤけてよく見えない。
暖かいものに包まれる感覚。

その内、疲れたのか急な眠気に襲われ意識を手放した。

次に目が覚め、現状を把握した途端驚愕し過ぎて再び泣きわめめく事になるとは思いもよらなかった。


そしてこれが今世での一番古い記憶となった。



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