「にーたん、にーたん!!」 「…(やべえ可愛すぎんだろ流石俺のエンジェルミカサたん…!!)…なあに、ミカサ。」 ―――――そんな悩みを抱えつつも、月日は経ち。 マイエンジェルミカサたんが喋るようになりました。にやけが止まりません、カスガ=アッカーマンです。 日々を忙しなく過ごしていたら、時間と言うのはあっという間に流れてしまい、気付けばもう、俺は8歳、ミカサは3歳になりました。 よちよち歩きで俺の後を追いかけて来るマイエンジェルに俺は爆発しそうです。前世ではロリコンの気なんて欠片も無かったのに…!!、俺をロリコンにしちゃうなんてマイエンジェルはエンジェルの癖に小悪魔でもあります。でもお兄ちゃんどっちでもミカサたんが好きです。俺の妹マジかわいい。(爆) …俺の気持ちを見て、頭イッテんじゃね?、とか思うやつ。まぁいるんだろうけどさ。 「にーたん、あそぼ!」 「良いよ。…何がしたい?」 「たかいたかい!!」 ニコッ。 ………そんなやつらに逆に聞こう。 ………このエンジェル殺人級スマイルでロリコンにならない訳がなかろう!! 俺のミカサはマジで世界取れるぜコレ!! 心の中でそんな言葉を叫びつつ、鼻血の出そうな鼻を抑えながらも、俺はミカサの脇を掴んでたかいたかいをしてやる。 すると3歳のマイエンジェルは俺のさほど高くもないたかいたかいに興奮しているのか、きゃあきゃあ声を上げていた。 「(ぐうかわ。ミカサマジぐうかわ。)…ミカサ、どう?」 「たのしい!!、にーたん、ありがと!!」 「(鼻血出るマジ鼻血出る)……ううん、どういたしまして。」 「にーたん、すき!!」 「(今なら首削がれても良い)…オレも、ミカサがすきだよ。」 ……おい聞いたか?、俺のマイエンジェルったら、白昼堂々俺に好きだなんて言いやがるんだぜ…。 こっちが照れるじゃねーかよ。鼻血出るわもう。 もうホント、ミカサマジかわいい。 この世界って水道なかったり冬寒かったりでクッソ利便性悪いけど、俺マイエンジェルがいるだけでこの世界に生まれ変わって良かったなって思うもん。 そんな事を頭の中でぼやぼやと考えていたら、お母さんから「カスガー、ミカサー、ちょっときなさーい」と呼ばれたので、俺はミカサをだっこして(その際ミカサから頬擦りされた。ほっぺたぷにぷにである。そして俺は涙が出そうである。)、お母さん達のいる部屋へと向かった。 ―――――――――― 続きます。 |