交わらない視線


鼓膜を震わすスピーカー越しの声

「会いたいよ」なんて言えるわけない

馬鹿で結構

これが切ないということ

持っていた紙きれはとっくにぐしゃぐしゃで

渇く心臓

気づいてないフリしてたの、知ってるよ

虚無感で満たされる

回復不可能につきサヨウナラ

どうしようもなく愛してた





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