縋ったのは思い出を穢さないため

悪戯は悪意に変わる
仮面の笑顔はとても楽で
赤い果実を齧ったのは
毒のように緩く染み込む
まだ信じていたい
裏を読めども真意は読めず
言の葉裏表
一言が全てを変えた
少しの麻薬は燃え盛った
言葉は呪詛だ。枷になる
蜜をすする
断罪の慈悲
幼児の喚き声と
蔑みは飽くこともなく
生きている事実なんてない
眠らない羊
秤にかける愛と悲壮
フレームに指を這う
ガラス片に反射するもの
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