彼女の唇は魅惑を意味する
あなたはだあれ
その苦しみに終わりはない
埋まらない距離
涙は氷の粒になる
世界の端から転落
その笑顔をこちらへ向けて
置いて行かないで

はじめまして、私

呻く小鹿と気泡
退屈は後退
夜半の密会
光り途切れる海底

春の陽気が心臓を殺す
絡みついた言葉
指先からこぼれ落ちる
僕の心を笑わないで
ぬくもりに手を伸ばした
ひとりで歩く
午前二時の異端審問

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