01
此処で飼われてどれくらいたったか、短くも感じるし、長くも感じる。
初めは抵抗していたが、爪を剥がされる感覚が。
ズップリと深く腕を挿れられた感覚が。
何よりも強い快楽と卑猥な行為が、俺の抵抗心を一気に崩していく。
今日も朝から、媚薬とバイブを俺のケツに突っ込んで、奴は学校へ行った。
助けを呼びたいが、口に猿轡じゃどうしようもない。
バイブを抜こうにも、手が背中で拘束されているので出来ない。
まぁ、抜いた所でさらに酷い罰が待っているだけだと、すぐに諦める。
諦めが早くなったと思いながら、俺は手を強く握って耐えようとした。
「んッ!……ッ…」
そう言えば左手の爪が、全部なくなってしまったことに気がつく。
包帯を巻いてはいるものの痛いものは痛い。
「…ん゙ふ!!ッ!ぅんッ!ぅ…ッ」
突然バイブが動きだした。
遠隔操作してるのか…暇な最低野郎め!などと心のどこかが冷静に奴を罵っていた。
しかし余裕はだんだんと無くなり、媚薬のせいもあって、奴が帰ってくるまでに散々射精してしまった。
出たものは全部舐める。もう体が勝手に動いているが、躾の成果だとは思いたくもなかった。
この部屋を汚したら残っている右手の爪も剥がされかねない。と頭の中で理屈をつけては逃げていた。
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