ユウジ先輩はツンデレとドMを兼ね備えてると思う。略して「ツンM」とでも呼ぼうか。普段はただでさえ目つき悪い目でおもいっきりガン飛ばしてきてくるくせに、2人きりになって、そういうムードになって俺からキスを仕掛ける。息する隙すらあたえんくらいのキスしたったら顔真っ赤にさせながら俺の服をギューって必死に掴んでくる。普段目つき悪い目もトロンってさして、たまにあまりにも苦しいんか口から漏れる声がそりゃもうえろくて可愛くて仕方ない。

「んんっ…ふぁ」

そうそういま声や!聞いた?ほんまエロいわ。キスだけでこんな声出されたら俺の理性HPもほぼ0になる。ここが部室とか俺にはどうでもいい。先輩の服に手をかけておいしくいただきますしようとするが

「ゃ、ここでするん?」

先輩が不安そうな目で俺を見上げてくる。アングルてきにもその上目遣いやばい、反則やろ。俺はいまさらやめる気もないし、なんだかんだ言って先輩も限界やろ。

「先輩も家まで我慢できんでしょ?」

ってユウジ先輩の耳に舌突っ込みながらいじわるく囁いてやったら「やぁ…」って胸を押されたけど、抵抗とかそんな感じじゃない。先輩のほっそい腕をグッって掴んで、唇がつくかつかんかスレスレの距離で

「一緒に気持ちよくなりましょ?」

って言ってやった。先輩が何か言おうとしたけど言うてくる前にキスして黙らせた。ふにゃふにゃになった先輩をいまからどう泣かせてやろうかって頭ん中をフル回転させる。俺ってやっぱSやわ。

普段は生意気でも、俺の前では可愛いウサギになる。俺だけの可愛いい先輩。