つまんないまとめです。見なくてもOKです。



WORLDILLIA

別名、スネイプが必死こいて女の子を口説き落とす話

花子・七市野は暗い闇の魔術に対抗できるようにと残された純潔ならぬ純愛の血の末裔で、親戚にはスリザリンに属するものばかりいるが、あるときから彼女の家系にはスリザリンは一切いない。
彼女は強力な(愛の)魔法で守られており、闇の魔術やヴォルデモートには一切干渉されないため、いつか現れる“英雄”のための保険(最後の切り札と言うには少し語弊があるかもしれない)のような役割をもたされている。
彼女の両親・祖父母はすでに他界しており、彼女の家系の秘密を知っているのは彼女しかいない。そして、愛情や秘密と一緒に受け継いだ強い閉心術で自分を守っている。

ちなみに強力な愛の魔法で自分の愛しい存在を永遠に守るために両親は早くに他界している。本来なら次は彼女が役割を継いで愛した人との間に生まれた子を守るために早くから命を落とさなくてはならないのだが、ハリー・ポッターがヴォルデモートに打ち勝ったのを切欠にようやく彼女の家系は役割を終えた。
迂闊ながらもセブルス・スネイプを愛してしまった彼女は、図らずともセブルスの命を救ってしまい、なんだかよくわからないけれどハッピーエンドを迎えてしまった。


補足だが、セブルスはこれを七年間にもわたる壮大な(純)愛の物語だと言い、花子は七年間をかけてゆっくりセブルスを愛した結果だと言う。もはやどうしようもないバカップルである。






裏話。

「WORLDILLIA」というのはポルノグラフィティのアルバムの名前で、「WORLD」に「ARCADIA」「SHANGRI-LA」のような響きをあわせた造語で「楽園」や「理想郷」という意味。

タイトルはポルノグラフィティからだったりそうじゃなかったり。
個人的なお気に入りは20話から28話の「と」縛り。


以下お話の裏話。

・7話
スネイプのとんでもない失態を全校生徒に広めたのはフレッドとジョージ・ウィーズリーだが、花子は彼らをかばうために自分の天敵であるピープズに全ての罪をなすりつけた。後日トイレを我慢しすぎているゴブリンのような顔をしたスネイプがピープズをしばきまわしているところが目撃されたとか。(フレッド・ジョージ談)

・11話
花子がセブルスをランチに誘ったときのこと。セブルスは誰にも内緒でランチデートうふふと思ったようだが、花子は寮監であるマクゴナガルに自分の行動を逐一報告しなければならない約束をしていたので、朝の時点で「セブルス先生とランチしてきます」「・・・2人でですか?」「はい。他は誰も誘うなと言われました」「そうですか。わかりました」という会話が2人の間でされており、誰にも内緒でランチデートうふふとはうまい事いなかなかったようだ。そして昼食時になってダンブルドアが「花子はどこじゃ?」と気付いたときマクゴナガルは「天気が良いので外で食べると言っていました」とささやかながらセブルスの事を庇った。

・20話
セブルスがリリーに許してもらいたかったのは、自分が“信念を曲げてしまった”こと。でも、セブルスが勝手に「傷つけてはしまったが、それでも一生愛し続けると誓おう」と思い込んでいただけであり、リリーは本心から“大切な友達”のセブルスには幸せになってほしかったので、きっと天国でこの2人のラストには大いに満足しているはずである。

・37話
花子は学校の復興を手伝いつつ、仮の保護者となったミネルバから動物もどきを教わっていた。ちなみに蝙蝠の動物もどき。そしてまだ完全になれると判断されていなかったため、まだ登録していなかった。

・38話
セブルスが何故生きていたか。答えは花子にかかっていた愛の魔法がセブルスにもうつったからであると考えられる。愛の大きさがセブルスを救ったのだとすれば、とんだご都合主義である。


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