優花1:三章、35代小中高一貫四天王結成。

ひろみ1「皆さん、実は1−Fから、小中高一貫四天王が選ばれました。安藤さんの他に、石井君、小村君、三笠さんです。頑張って下さい」

朝姫1「……は?」

拓巳1「……マジで…?」

優花2「何で私が…?」

葉月1「わぁ〜!頑張ろうね!!朝姫」

朝姫2「あ、あぁ…」

ひろみ2「じゃあ、今日は終わりです。さようなら」

ナレータ1:ひろみが挨拶をするとそれぞれの場所へ行く

生徒A1「凄いね三笠さん!!頑張って!!」

優花3「え…えぇ…」

生徒B1「石井、先生に何かしたんか?」

朝姫3「いや、何したんだろう?」

葉月2「小村…君のとこには来ないね…」

拓巳2「あぁ…トップで入学してるしこの髪の色だから近づかないんじゃない?」

葉月3「それって…友達。出来るの…?」

拓巳3「友達。か…。だったら君がなってよ」

葉月4「うん!私でよければ」

拓巳4「うん、よろしく、葉月」

葉月5「よろしく、拓巳」

ナレータ2:二人が仲良くしていると、ぬおっと怖い顔をした朝姫が来た

朝姫4「拓巳!?お願いだから葉月だけは〜!!」

拓巳5「は?何の話?」

朝姫5「うん!わからないならいいんだ!さぁって!!行くぞ!」

葉月6「優花〜!!行くって〜!!」

優花4「わかった、じゃあ行きましょう」

ナレータ3:四天王室

拓巳6「…高価な家具だね…」

優花5「この猫、何?」

ホワン1「ホワンだニャ!」

拓巳7「喋った!?」

ホワン2「猫が喋って悪いかニャ?」

拓巳8「別に…」

優花6「ホワンね、私は三笠優花」

ホワン3「知ってるニャ、さっき航平が来ていってくれたニャから」

葉月7「え!?植垣先生が!?一目でも見たかったよー!!」

朝姫6「…どうせミーハーなくせに…」

葉月8「朝姫、なんか言った?」

朝姫7「別に?何も」

優花7「…ふぅん…朝姫…」

拓巳9「可哀相に…」

朝姫8「何だよ!?二人揃って!!」

拓巳10「別に…」

優花8「何でもないわよ」

日向1「お、皆、揃ってるな!!」

朝姫9「日向先生!!」

優花9「晴希の…」

日向2「優花」

優花10「あ、そうか…日向先生」

拓巳11「日向先生って…奥さんがいるんですか?」

日向3「い゛っ!?何で?」

拓巳12「ネックレスのついでに指輪も通してあるので…しかも結婚指輪」

日向4「ん〜、まあ、うるさい奥さんが一人…」

朝姫10「へぇ、ついでに航平先生も誰かと結婚しちゃえばいいのに…」

葉月9「え!?」

日向5「はいはい、航平の話は置いといて、三人にこれをあげよう」

ナレータ4:そういった日向は、葉月が持っているネックレスを三人に渡した。

拓巳13「三日月ね…」

日向6「ちなみに28代四天王は星型だ!」

優花11「え!?先生も、全盛期の…?」

日向7「まあ、一応。ほとんどひろみに任せっきりだったけどさ」

拓巳14「うわ…嫌な男」

日向8「なんかいったか?拓巳」

拓巳15「いいえ、別に、何も」

日向9「まあ、とりあえず今日、判押し一人500枚な!今、航平は手が話せないから、差し入れに中等部の奴が来るから、じゃ、頑張れよ」

ナレータ5:日向が四天王室から出ていくと四人は判押しをし始めた

朝姫11「結構、大変だな…」

優花12「そもそも、四天王って何するの?」

葉月10「行事の計画とからしいけど、大半は雑用だって」

拓巳16「は?まじ…?」

ホワン4「口じゃなく手を動かすニャ!」

葉月11「ホワンも手伝ってよー!」

ホワン5「おやすみニャ〜!!」

葉月12「薄情者〜!!」

ナレータ6:四人がせっせと頑張っているとドアがノックされた。

葉月13「はーい!」

空1「お!頑張ってるな!!」

美由1「差し入れです…え?お兄ちゃん…?」

拓巳17「美由か…」

朝姫12「へぇ、拓巳の妹か。可愛いな」

拓巳18「………そうやってるから葉月が他の男に…」

葉月14「え?私?」

拓巳19「いや、何でもない、朝姫は馬鹿だなって…」

葉月15「美由ちゃん大丈夫かな?朝姫のフェロモンにやられなければいいけど…」

美由2「え?あ、ありがとうございます…」

優花13「大丈夫ってことは好きな人いそうね」

葉月16「うん!よかったよかった!!」

空2「ねぇ日向は?」

優花14「日向先生はどっか行きましたよ」

空3「あ、まじか、それじゃあ小村妹、先に行くからな」

美由3「あ、いえ、私も行きます…」

空4「そっか、じゃあ、頑張れよ!!」

美由4「失礼しました」

ナレータ7:二人が帰ると三人は拓巳を見る

拓巳20「……何?」

葉月17「可愛い妹だね!」

優花15「礼儀正しいし、いい子ね…」

朝姫13「結構モテるだろ!」

拓巳21「親父が完璧主義なんだよ、可愛いとかはよくわからないよ」

葉月18「あーあ、睦月もあんなくらい可愛いかったらなぁ」

優花16「あら?睦月君はけっこう美少年じゃない」

拓巳22「葉月。弟って四天王?」

葉月19「あ、うん!No.3」

拓巳23「ふーん、じゃあ葉月の弟が美由の好きな人だね」

朝姫14「…は?」

葉月20「美由ちゃん…睦月だけはやめといた方が」

拓巳24「一目惚れだってさ、確か」

葉月21「あぁ…うぅ…だったら頑張ってもらおう…」

優花17「さっきと言ってることが違うわよ」

葉月22「恋せよ乙女!!よーし!いっちょ頑張りますか!!」

朝姫15「………はあ…」

拓巳25「……朝姫、ドンマイ」

朝姫16「あぁ…それはどうも…」

航平1「終わったかな?」

葉月23「植垣先生〜!!はいっ!終わりました〜!!」

航平2「本当?お疲れ様」

優花18「先生って好きな方とかいるんですか?」

航平3「へ?」

葉月24「あ!ききたいです」

航平4「アハハ…六年前に失恋していらい恋愛してないかなぁ…」

優花19「じゃあ、好きだった人とか…」

航平5「ヘ?好きだった人?」

葉月25「ききたいです!!」

航平6「俺の好きな人は女王様みたいだったよ」

葉月26「え!?女王様!?」

航平7「そのくせに頑張りやで影があって、ずっと強い所しか見せなかったなぁ」

葉月27「わぁ!凄い人ですね!!」

航平8「まあ、ひろみ先生だけどね」

優花20「ひろみ先生!?え!?だって…」

航平9「フフッ、まぁ…ね…昔からの付き合いだからね、隠してることがお互いにばれるけどね…」

葉月28「失恋してもいい関係なんですね!!わぁ!朝姫、凄いね!!」

朝姫17「あ?あぁ、そうだな」

航平10「ありがとう…もうそろそろ帰りなよ?遅くなるからね」

葉月29「はーい!さようなら!!」

朝姫18「さようなら!!」

優花21「では、また」

拓巳26「……さようなら」

航平11「さようなら」

ナレータ8:四人がそれぞれ帰ると、ホワンが出て来る

ホワン6「…今回の四天王は…越えれるかニャ?」

航平12「…どうだろうね。28代四天王は記録を残しすぎたからね…」

ホワン7「そうニャね…」

ナレータ9:次回に続く…。

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