葉月(11)
朝姫(12)
睦月(10)
葉月1
「でねっ!航平先生がね!ファサッ!て受け止めてくれたの!ホントに大人ーって感じだよね!」
朝姫1
「…そっか、良かったな」
睦月1
番外編、幼馴染み観察日記。
葉月2
「それで、そのあとすぐにひろみ先生が来てー、四天王室に行くときに優花が来たの」
朝姫2
「そういや、睦月って前の小中高一貫四天王と関わりとか無かったのか?」
睦月2
「あー、No.1とは関わりがあったかもしれない」
葉月3
「え!!そうなの?知らなかった!34代の人ってどうだったの?」
睦月3
「丁度、姉貴みたいに航平先生がねーって言って、作業を俺に任せてきやがったな」
朝姫3
「いや、葉月はそんなことしないだろ」
葉月4
「まず、優花と拓巳が居るだけで仕事が直ぐに終わりそうだね」
朝姫4
「あれ、葉月。俺は?」
葉月5
「え?朝姫、きちんと仕事するの?」
朝姫5
「ち、力仕事くらいきちんとするよ、します!やらせてください」
睦月4
「優花さんと拓巳さんなら一人でもやってそうだけど…姉貴と朝姫は二人で一人前だよな〜…」
葉月6
「あー、そうかもしれない」
朝姫6
「あー、そうだな」
葉月7
「けどね!最近は朝姫も私もノルマは一人でも出来るようになってきたよね!」
朝姫7
「だよな!段々判押しのコツが掴んできたし、交流会に知り合った問屋さんのお姉さんが凄く親身になってくれる!」
葉月8
「へぇー、朝姫良かったねー」
朝姫8
「え?いや、葉月…なんか怒ってる?」
睦月5
「拗ねるな、朝姫も一人の男だぞ、姉貴。そこらのお姉さんに取られたって文句は言えねーだろ?」
葉月9
「……そーいえば、もう少しで朝姫の誕生日だね!今年もプレゼント楽しみにしててね!」
朝姫9
「あぁ!楽しみにしてる!」
睦月6
「…………ふーん?楽しみにしてるな、俺も」
朝姫10
「ん?何が?」
睦月7
「どーせ、午後はおとなり同士で朝姫の誕生日パーティーだろうけど…(朝姫に)午前中は姉貴と二人っきりにしてやるから」
朝姫11
「……っ!!…お、おぉ。楽しみにしてるな」
葉月10
「…問屋さんの所行かないでよね。誕生日の午前中は私とお出掛けしようね!」
睦月8
「……朝姫、お前姉貴に何したんだよ」
朝姫12
「……し、知らねー」
葉月11
「もー、さっきから二人でこそこそしてー!ずるーい!!私もまぜてよ!」
睦月9
精霊師学校に入ってから、二人の距離は縮まっているのは分かるから。
睦月10
「…これから、楽しみだな」