九章葉月1:九章、最高の思い出

葉月2「さぁー!!次は普通科の吉田君!!誰に告白するのかなぁー?」
[ガヤ]

吉田君1「月本さん!!好きです!付き合ってくださあーい!!」

月本さん1「ごめんなさい」

吉田君2「う、うわぁぁあん!」
[足音]

葉月3「残念ながらカップル誕生とはなりませんでした。さて、お次は!!」

睦月1「安藤睦月です。姉貴にいいたいことあってきました」

葉月4「む、睦月!?」

優花1「四天王、安藤葉月ちゃんの弟!!睦月君。さぁ、何を告白するのかな?」

睦月2「姉貴…」

葉月5「な、なに?」

睦月3「………………最近また太ったんじゃねえか?」

葉月6「な!?」

睦月4「だってよ!なんか顔が丸く…」

葉月7「あーもう!!言わなくていいよ!!デリカシーないの!?睦月には!」

睦月5「何だ自分でわかってたのかよ」
[ガヤ[笑い声]]

優花2「では、午前の部を終わります!!午後の部は13時からです」

ナレータ1:優花のアナウンスに、皆ぞろぞろと歩き始めた

葉月8「つ、つかれた…」

優花3「そうね、つかれるわ…」

睦月6「次…バザー…」

葉月9「わ!?そうだ、バザー!!」

優造1「行く必要はない」

優花4「え?あなたは…?」

優造2「私?私はこの学校の理事長、小村優造」

葉月10「あ!!拓巳のお父さん!!」

優造3「そうか…拓巳も四天王だったな…」

葉月11「はい!」

優造4「そうか、仲良くしてくれると有り難い。よろしく頼むよ」

優花5「はい、わかりました」

優造5「では、失礼する」
[足音]

葉月12「なんか、拓巳のお父さんって、怖いイメージがあったけど…」

優花6「そうでもなかったわね」

睦月7「なんかカッコイイ父さんだな、うらやましい」

葉月13「こら、そんなこといわないの!!私たちのお父さんだっていいでしょ!!」

睦月8「…へーい」

優花7「行かなくてもいいならクラスの出し物見に行く?」

葉月14「そうだね」

睦月9「俺、じゃあ、戻るから」

葉月15「うん、じゃあまた」

睦月10「じゃあな」
[足音]

葉月16「どこ行く?」
[挿入歌1]

優花8「いろんなところが、あるけど先生の出し物行かない?」

葉月17「あ!!いいね!!確か、射的だよね?」

優花9「そう、全部当てると、単位いっぱいもらえるのよ!」

葉月18「…アハハ…そっちなのね…」

優花10「行くわよ!葉月!!」

葉月19「うん!」
[足音×2]

[ガヤ]

ひろみ1「あら、葉月ちゃんにゆう」

優花11「先生、射的やらせてください」

ひろみ2「ええ、二百円ね」

優花12「よし!やるわよ!」
[射的音]

葉月20「優花、最近、風邪気味だったからね」

ひろみ3「その分の単位がほしいのね、大丈夫なのに、四天王は」

葉月21「え?」

ひろみ4「ん?なんでもないわよ、葉月ちゃん楽しんでる?」

葉月22「はい!!楽しいです!!」

ひろみ5「自分達で作り上げる学校祭は楽しいわよね」

葉月23「はい、とっても」

ひろみ6「これが好きだから四天王はやめれなかったんだよね…」

葉月24「そうなんですか…」

ひろみ7「仕事より、皆がいたから頑張れたからね」

葉月25「…ふむ」

ひろみ8「仕事はすぐ慣れるわよ、思う存分、今を楽しみなさい」

葉月26「はい!」

[歓声]
優花13「やった!!全部打ち落としたわ!!」

日向1「よくやったな、三笠優花、単位ゲット…と」

航平1「安藤さんはやらないの?」

葉月27「え?いえ、やめときます、下手なので」

日向2「一緒にやってやろうか?」

ひろみ9「日向〜、妻がいながら生徒といちゃつくのかコラ!」

日向3「大丈夫だって、ひろみを1番愛してるからさ」

ひろみ10「さぁーって、空兄と茜ちゃん探すかな〜」

日向4「ちょ!!スルーかよ!?」

ひろみ11「はいはい、日向〜、大好きだよー!!」

日向5「俺もだー!」

航平2「日向?ひろみ?生徒の面前でいちゃつかないでください」

日向6、ひろみ12「…ごめんなさい」

優花14「航平先生って、権力高いのね…」

葉月28「あの、二人を黙らせたよ…」

ひろみ13「そういえば二人共、仕事しなくていいの?」

優花15「なにをですか?」

ひろみ14「会計とか、来年の予算案とか」

葉月29「ん?なんですか?それ」

日向7「気にすんな、昔よく昼休みに、ひろみが勝手にやってたことだからな」

航平3「そうです、気にしないでください。去年から会計は担当の先生がしてますからね」

葉月30「そうですか」

[足音[×2]]
朝姫1「お!!二人共発見!!」

拓巳1「よかった、見つかった」

日向8「もうそろそろ、夕方だな」

葉月31「はい!!もうそろそろ!!」

朝姫2「あの企画、やりますか!!」

航平4「ですね。やりましょう」

ナレータ2:そういった四人と二人は魔法を唱える

葉月32「スピリットアート!!」
[魔法完成の効果音]

[ガヤ]

ナレータ3:葉月の魔法は見事成功した。皆も次々と魔法を完成させる

ひろみ15「大きな希望を胸に抱いて」

ホワン1「今を楽しもう…四天王一同、ニャか」

ひろみ16「わ!?ホワン」

ホワン2「ひ〜ろみ〜ニャニャ〜♪ニャン、ウニャ〜♪」

ひろみ17「どうしたの?」

ホワン3「祭を楽しむ為に来たニャ!!」

ひろみ18「ふふふ、そっか」

ホワン4「…今回はいい四天王ニャね…」

ひろみ19「そうだね、壁を乗り越えたみたいだね」

ホワン5「そうニャね」

ナレータ4:次回へ続く
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