8章

ホワン1:8章、大きな執務、大きな希望

葉月1「学校祭…大きな執務だね」

朝姫1「そうだな、さぁ!!先生に頼むか。どうするか聴かないとな」

優花1「あぁ…それは」

拓巳1「今回は四人とホワンで頑張りなって。先生が」

ホワン2「ホ!?ホワンもニャか!!」

葉月2「えぇ!?私たちだけでやるの?」

優花2「アドバイスはなしで頑張れよっていってたわよ」

ホワン3「…あの馬鹿先生どもニャ…」

ホワン4:押し付けたニャ、ひどいニャ、ホワンだって忙しいニャのに!!!

拓巳2「じゃあ、学校祭の資料でも見て、参考にしよっか」

朝姫2「そうだな、とりあえず10年前の資料から最近の間で見ればいっか」


優花3「どれも先生が写っているわね」

葉月3「あ、それ、私も思った。何年四天王やってたんだろ?」

拓巳3「そんな話はいいから、アイディア出してよ」

朝姫3「女装とか?」

拓巳4「へぇ〜、朝姫がやるの?じゃあ朝姫ちゃんになるね」

葉月4「あ、やばい、今」

優花4「禁句を言ったわね」

朝姫4「フフフフフフフフ、ハーッハッハッハ、どうせ俺は朝姫ちゃんさ!女っぽい名前さ!!」

拓巳5「あ…朝姫?」

葉月5「た、拓巳!!逃げて逃げて!!朝姫にちゃん付けするとかなり壊れちゃうんだよ」


ナレータ1:その言葉に拓巳は逃げようとするが、朝姫に捕まる

葉月6「や、やばい!?」

優花5「バイバイ…拓巳…短い間だったけど…」

拓巳6「そんなこといってないで助けろよーっ!!」

朝姫5「フフフフフフ…拓巳、キスしてい?」

拓巳7「だ、ダメ、マジでダメ!!俺、そっち行きたくねー!?」

朝姫6「拒否されるとかなり燃えるんだけど」

ホワン5「フニャー!?やばいニャ!!葉月ならだいじょうぶニャ、何かいうニャ!?」

葉月7「え?えーっと」

優花6「な!?なんでもいいから」

葉月8「あ、朝姫ー!カッコイイよー!」

拓巳8「ひぃっ!朝姫!!やめろよ!正気に戻れ!!」

朝姫7「俺は元々正気さ!!正気な朝姫ちゃんさ!!アーッハッハッハ!!」

拓巳9:や、やばい、目が逝ってる…

葉月9:な、何をいえばいいの?………約束、一か八か!!

葉月10「大きくなったら結婚してくれるんでしょーー!」

優花7「え!?」

拓巳10「まじで?」

ホワン6「王道ニャ…」

朝姫8「あ…、あれ?俺、何してたんだ?」

ホワン7「も、戻ったニャ」

拓巳11「し…死ぬかと思った」

朝姫9「というより、拓巳に馬乗りしてんのは…?」

葉月11「…ま、いいじゃない、未遂だし!!」

優花8「そうね、未遂だもの。それに朝姫は知らなくていいわよ」

朝姫10「ふ〜ん…?ま、いっか」

拓巳12:よくない!今度から気をつけよう…

朝姫11「そーだ!!葉月、よく覚えてたな!!」

葉月12「えー?何のことかなー?」

朝姫12「だって、さっき」

葉月13「そんな約束してたかなぁ?」

朝姫13「…はぁ…」

ホワン8「ちょっとハプニングがあったニャが仕事やろうニャ!!」

葉月14「そーだね!!えっと、女装だよね?」

拓巳13「だったら男装でもよくない?」

優花9「それで偽カップルにしたりは?」

ホワン9「それ、いいニャね!!」

ひろみ1「頑張ってるわね」

拓巳14「先生!!」

優花10「頼んだらダメよ」

拓巳15「……」

朝姫14「先生の時代の学校祭はどうだったんだ?」

ひろみ2「ん〜?どうだったっけ、茜ちゃん」

茜1「え?楽しかったよ」

ひろみ3「楽しいのはわかってるわ」

茜2「あー、盛り上がったのは告白大会かな」

ひろみ4「え!?あれは…」

茜3「一日目は十人、ひろみちゃん宛に告白だったよねー!」

ひろみ5「あれは…全員知らない人だった」

茜4「相変わらずだね…」

葉月15「先生って、かなり人気だったの?」

茜5「ひろみちゃんはかなりね」

優花11「凄いですね…」

ひろみ6「ま、とりあえず告白大会とか、けっこう盛り上がるわよ」

拓巳16「ふぅん…告白大会っと」

朝姫15「先生!!他は?」

茜6「自分で考えなさい」

朝姫16「…はーい」

ひろみ7「じゃあ、お邪魔したわね、またくるわ」

茜7「失礼しました。頑張ってね」

葉月16「はーい!」

[ドア音]

優花12「アンケートとらないとね」

拓巳17「そうだね」

ホワン10「任せるニャ!!」

朝姫17「おう、頼んだ!!」



ナレータ:次の日

葉月17「…アンケート足りないよ?」

朝姫18「クラスの四、五人は出してないな…」

優花13「本当ね」

拓巳18「…前の人達みたいな人がいるんじゃない?」

優花14「見習いの分際で何が出来る…か…」

葉月18「実際、頑張ってるから、最近はそういうのないよね。大丈夫だって!!」

朝姫19「そうだな、大丈夫だ!!きっと!!」

優花15「…そうね」

拓巳19「…アイディアある?」

葉月19「あ!これとか!」

朝姫20「いいな!!これ!!」

優花16「そうね、これもプログラムに入れましょうか」

ナレータ3:その作業を何日も繰り返して、また、バザーの販売等、いろんな作業を行っていた。

生徒A1「誤解…してたのかもな」

生徒B2「そうだな、見習いって偏見、持ってたのかもしれないな」

生徒A1「…きちんとするか」

生徒B2「そうだな」

葉月20:よかったぁー!

ナレータ4:次回へ続く

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