瑞葵5
「あ!!紫槞居た!!」

橙果6
「良かった〜!!走った甲斐があったね!!」

紫槞13
「皆さん、ありがとうございます。迷惑掛けてごめんなさ」

純6
「紫槞!!どうしたんだその足!!」

紫槞14
「あ、さっき幹で足を引っ掛けてしまって」

翠5
「泉の水で冷やしても大丈夫か!」

紫槞15
「は、はい!お願いします」

橙果7
「おー、良かったね。シンデレラ!」

紫槞16
「橙果さん。俺のことじゃないですよね?」

橙果8
「あっはは〜!細かいことは気にしなーい!ね、黄乃ちゃん!」

黄乃7
「……はい」

紫槞17
「黄乃さん…あの」

黄乃8
「……私は、紫槞君が無事なら……良かったけど、無茶したら怒りますっ!」

紫槞18
「はい!?ごめんなさい!!!」

翠6
「紫槞は年下だからって俺らに気ぃ遣いすぎ」

純7
「……少しは紫槞もワガママ言えよ?私達にも」

瑞葵6
「そうそう、紫槞の頼みとか、たまにきくし」

翠7
「たまにかよ」

瑞葵7
「……は?もう一回言ってくれる?」

紫槞19
「喧嘩はこりごりですよ…」

翠8
「……だってさ、瑞葵」

瑞葵8
「…仕方無いね」

翠9
「まぁ、桜も八重咲きみたいだし!良かったな!!」

橙果9
「本当だね〜!ピンクの桜、見れて良かったー!!」

瑞葵9
「折角だから、満開になるまで待って見る?」

橙果10
「いいね〜!賛せーいっ!」

純8
「そうだな。泉も綺麗だし、もう少し居ようか」

黄乃9
「紫槞君」

紫槞20
「はい…」

黄乃10
「……心配、あまり掛けないで下さいね〜…?」

紫槞21
「…はい。黄乃さん、皆さん…ごめんなさい。ありがとうございます」

黄乃11
:旅日記3日目、夜のこと。
圏外区域に入ってしまった紫槞君を捜すことになりました。紫槞君がちゃんと見つかって良かったです〜。
怪我してしまったのは、黄乃の責任でもあります…。
桜を見付けてくれた紫槞君には本当に感謝で一杯です。
…………もっと皆さんと仲良くしていけたら、と思います。


純9
「…………ん?なんか光が強くなって…。…ッ!皆!!」

黄乃12
「純さん?」

純10
「み、皆!!あれ、見てみろ!!」

橙果11
「…え?……ッ!!」
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