▼主人公（名字固定）
・綾部家八女、九人目の子。
・喜八郎とは腹違いで、半月違いの兄妹。主人公の母によって、実の兄妹のように育てられる。
・ふたりとも母親は若い女郎。父親が楼主を務める遊廓の女郎である。
・顔立ちは喜八郎と似ていないが、母譲りの別嬪である。髪の毛は父譲りでふわふわ猫毛。後ろ姿だけなら喜八郎と瓜二つ。


▼周囲の人々
・綾部喜八郎
└主人公の兄。
妹の己に対する愛情がやや行き過ぎていることを感じ取り、学園入学を機に距離を置く。が、それが主人公の想いを強める結果となる。
家出してきた妹を甲斐甲斐しく世話しながら、学園内で誰かいい人を見つけて欲しいと願っている。

・滝夜叉丸
└自己主張が強く鬱陶しいが性格の良さからやたら主人公の世話を焼きたがる。
主人公たちの出自を知る数少ない人物で、とりあえず七松だけは近づけないようにやきもきとしている。

・三木ヱ門
└主人公の出自を知る人物のひとり。
突然現れた主人公にどう接していいかわからず、しかし妙に打ち解けている滝夜叉丸に競争心を燃やす。

・タカ丸
└主人公の出自を知る人物のひとり。
歳上の余裕か、主人公が喜八郎の次によく懐いて見せている。
主人公を実の妹のように可愛がり、よく気分転換で町に連れ出して遊んでいる。



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もうン年昔に書いた「不幸自慢」という夢を元に書き直したものです。
あの時代は綾部が遊廓の息子とか、タカ丸はチャラ男とかが流行ってる時でした。笑
多分勘ちゃんいない頃w