1801-1810
幾度となく聞こえる音
光の届かない場所
私が全部抱きとめてあげる
もう悲しみの雨はいらない
哀しみの海は深く冷たい
スキだからキスしよう
崩れ落ちていく大切な記憶
あなたと歩いた道 (もう一度歩きたかった)
もう見飽きた未来の夢
明日、貴方にキスをする

1811-1820
深海の楽園 (私たちだけの世界)
愛しき危険色
恋人の恋人は私の恋人
悲しい悲しい私の物語
死合わせの幸せ
不細工な顔で泣いちゃって。
欲張りで意地の悪い君の焦燥
氷壁に埋まる安らかな寝顔
凍える体を抱きしめて
死屍累々の表彰台

1821-1830
機械仕掛けの彼氏彼女
ほろ苦い目覚めのキス
あなたを真似た苦めのコーヒー
甘美なる微笑み
鎖に繋がれた青い鳥
花咲く唇の交わり
舌が這う体
蛇のささやき
好きに病んじゃって
堕ちてゆく痛んだ心

1831-1840
誰にも解けない難事件
吹かしたパイプの煙
事件のカギは本の中
血痕の付いたナイフとフォーク
絡まる二人の恋愛事情
口紅の遺言
容疑者はぽっと出の探偵
動機は妬みか羨望か
現場に落ちた四つ葉の栞
鹿追帽に隠れた不敵な笑み (鹿追帽=しかおいぼう)

1841-1850
復讐の花を片手に 光る刃を片手に
誘惑のかほり
死地へ向かう足跡
もう二度とそんなこと言わないで
君のためなら捨ててやる 夢や記憶、命さえも。
思い出は誰にでも優しいから
小指のまじない
これはあなたにしかできないこと
骨の髄まで愛して
額を合わせて涙する

1851-1860
僕を愛したキミへの罰
三日月、嘘つき、君が好き
過去だけを愛した
痺れさせてダーリン
貴方を思って刃を持つ
ないものねだりはやめて
私は歪な貴方の枷
冷たくなった吐息
貴方を思うばかり僕は盲目に
どんな言葉でも言い表せない

1861-1870
僕の首輪は十本の指
未来からの通知を受信しました
あなたを嫌いになった
カラダに染みついたにおい
死者に口付けを
砌の花
君の前で首を斬る
私は魚になった
恋も愛も夢も希望もすべて虚像
世界はこんなにもモノクロでつまらない

1871-1880
あなたというパレット
彩りを下さい
この世界を好きになるおまじない
あなたしか見たくない (それも叶わない)
この手を離せない (君を失いたくない)
どの色ももう私には無意味
死にたい季節
キスからの血涙
もう、手を放して。
好きに歩いて逝って

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