801-810
虹色の仮面は殺意を抱く
白と赤のドレス
血塗れの花嫁
ヒステリックな君に恋をした
だるまさんは転んだ
遮断機を潜った
点滅する踏み切りのなかで笑う
かち割った頭を啜る
月白に沈む棺 (月白=げっぱく)
屍毒エキス
811-820
私の彼は死体愛好家
血で血を洗うそんな世界
甘く切ないそれは死別の時
鬱々しい雰囲気に亀裂 (早く壊して)
痛みこそ愛 (もっと私を傷付けて)
自殺願望者の王子様
いっそ死にたい
僕を殺して
咲き誇る笑顔に血飛沫
赤よりも赤い絨毯 (そこから血液反応)
821-830
この手でピリオドを
誰にも触れさせない
ずっと、ずっと、だいすき
あなたも私が好きでしょ？
どこを見ているの？
離さないって言ったでしょ？
約束を破るつもり？
そんなの許さないんだからね
傷物にしてあげる
私だけを見て
831-840
大嫌いだから殺したい
きっとあなたも私が大嫌い
さぁ、今日も殺し愛しますか
はやくくたばっちゃいなさいよ
しつこい人は嫌いよ
詮索する人も嫌いよ
みんな大嫌いなの
お願いだから消え失せて (吐き気がするの)
美しく死んで
鏖殺しましょうか (つまり皆殺しですよ/鏖殺=おうさつ)
841-850
活殺を決めるのは僕
死ぬほど愛して
狂気に満ちる言葉で私を追い詰めて
希代未聞の殺人事件
君の死も僕の生もすべて嘘
さぁ、あなたの手で (葬って)
ヴィンセントは安楽死を望む
ニュース速報に君の名前 (どうやら君は死んだらしい)
犯人は僕の影武者
殺してさしあげるわ
851-860
愛しているの言葉と死
あの言葉はきっと嘘
信じてるなんてきっと嘘
嘘つきは死んでください
嘘を吐く口なんて縫っちゃいましょう (二度と嘘を吐けないように)
私を狂わせないで
君に未来なんてない
エイプリルフールに真実を
殺してやりたいくらい愛してる
間違って殺しちゃいそうだ
861-870
大人を騙して夜な夜なサーカスへ
馬鹿な大人を嘲笑って今日も空想世界へ
僕の大事な場所を壊す大人は死ねばいいよ
またそうやって禁止していくのね
私たちの居場所を殺す大人は嫌い (子どもの意見も聞けよ)
大人だからなんですか
脳味噌の腐敗が始まってんデショ？
あんたの涙は腐れ水 (汚いから近付くな)
綺麗事並べてそれで終わり？
暗剣殺を犯した (目の前には包丁を持った我が子)
871-880
君の行動はすべて把握済み (ずっと見てきたんだ)
今日はなにをするんだい (朝食を一緒のタイミングに)
君はこのお店の常連客 (どこにでもあるような店)
僕の幸せは君と同じ空間にいられること (君と同じ空気を吸い込む)
君と同じものを買う (お揃いにしたいんだ)
歪んだ口許 (口許を抑えても意味をなさない)
君と目があった気がした (眉間にしわを寄せた君と)
今日は君に手紙を書いてみた (ちゃんと読んでね)
手紙の内容は僕たちだけの秘密 (誰にも見せちゃダメ)
約束は守ってね (愛しい君を信じてるよ)
881-890
さぁ君の答えを教えて
ボクと一つになろう？
ねぇ、どうして？
君が捨てたゴミ袋に入っていたのは僕の恋文
引き裂かれた手紙
封を切っていない手紙
これが君の答えかい
脳内オーバーキャパシティ
理由がわからない
僕のものにならない
891-900
嘘を付いたのなら針千本飲んでよ
気付けば真っ赤な世界
わからないことだらけで嫌になる
頭が痛いのはわからないから
初めて君のことがわからなくなった
なんでどうしていみがわからない
僕はこんなにも好きなのに (何故伝わらない)
マガイモノの感情
君をてるてる坊主のように吊った
私は母親に殺された