401-410
抱きしめてくれたその手を掴む
裏切りの背中
守れない約束
ドッペルゲンガーと僕 (どちらが生き残るの)
失われた感情を上書き保存
嫌いだけど愛して
これは夢なんだと信じた
いと美しき日々
ぽっかりと空いた穴
塞がらない穴はピアスホールのよう
411-420
小さなお姫様は叫んだ
お慕い申し上げております
泥棒のいる家
好きなんだ (どうしようもないくらい)
胸が苦しいのは君を想うから
細い腰にキスを落とす
催眠作用のある歌声
産声を聞くまで
枯れた喉に咲く花
何も届かないのなら
421-430
真っ赤になった耳に口付けを
なにもかも終わった
泣いてもいいからとなりにいて
近付こうとすれば君は離れる。
離れようとすれば君は近寄る。
この関係を言葉で例えるなら、月と太陽。
君が生きている限り
何度だって"好き"と伝えよう
次は100回目だね
君はもういないけれど
431-440
つまり、自らの手でその首を絞めているということ
つまり、君の心臓は文字通り撃ち抜かれたということ
つまり、それは犯罪を正当化するということ
つまり、私はアナタだけのマリオネットということ
つまり、この馬鹿げた議論は子どもを縛るという行為をいかに怪しまれずに実行するかということ
つまり、これは悪魔との契約による代償ということ
つまり、争いは何も生まないということ
つまり、貴女はの未来は私の手の中にあるということ
つまり、あれは貴方からの史上最大の告白ということ
つまり、僕は大恥をかいたということ
441-450
風に乗って届くといいな
あの日から変わらない
"好き"というこの気持ち
ズタズタに傷付けて
ジトジトジト目
しとしと流れる頬の滝
鳴り止まぬサイレン
動脈欠陥に刃を突き立てる
痛い遺体の飛んでいけ
君のことだけを頭に埋める
451-460
忘れぬよう愛を刻み付けて
次の生でも逢おう
頭の中を明確に
はっきりさせてよ
言葉にならない
痛いほどの気持ち
呼吸さえ消して
薄暗い海底に見える光
仄暗い池と呪い人形
さよならブッチャー
461-470
切れる糸に愛を込めて
鋭い刃物で切り裂いて
情けをかけた君のミス
透明の雫は止まない。
私が生きた証 (それはとてもつまらないもの。)
なぜ生きているのかという疑問
生存意義をください
生命の終焉に溢れる笑み
人は皆独りだと君は言う
答えを見つけるのには時間がかかる
471-480
タイムリミットまであと24秒
あの時の嘘は今この時の実
全部消えろと叫んだあの夜
息を止めて涙を飲んで
約束を交わそう (もちろん守れる範囲内で)
嘘の約束は卑怯よ
守れると思ったけど無理でした (無理でしたじゃない！)
人の信頼を裏切る行為
崩すのは数秒、築くのは数億秒
後悔ばかりの毎日
481-490
コンクリートスカート
僕が僕である証拠
怖いから出たくないの
バイブレーション恐怖症
前後する律動
怖いの怖いの跳んで逝け (痛いのは？)
口を縫えば災いは減る
未知なるものは見知らぬもの
言葉を飲み込め無知なる少女
瓦礫の山の大将
491-500
疑心暗鬼する孤独児
苦しくても走れ
限りない幸せを
自分が求めたもの (それは、とても儚いもの)
中二病だっていい
笑うことを我慢するな
ぼくのはじめて
不得意な愛想笑い
なんでもっと早くに気付けなかった
もう、おそいよ。