301-310
サイコロボックス
いかれた脳 (脳=なずき)
塗りたくった堕ろし薬
赤い糸で指を引き千切って
運命なんて生まれた時から決まってる
赤い着物を着た少女
狼に間違われたドール
アルミロは高笑った
背後にご注意を
26歳独身男性の犯行
311-320
不覚にも泣いてしまいそうだ
君の横顔が切なすぎて
どうしたら君を抱きしめられるだろうか
もう大丈夫だよって言いたい
そんなに思い詰めなくていいんだよ
さぁ、こっちにおいで
君がもう泣かなくていいように
もうすぐ君だけのアルバムができそうなんだ
笑った顔も泣いた顔も怒った顔もどれもかわいい
二重人格な君 (王子様な君と悪魔的な君)
321-330
ミセスになった暁には
野良猫のような人生もなかなか楽しい
今の姿じゃキスもできないね
スキって言葉とキスって行為
となりには黒猫 (魔女みたい)
もし魔法が使えたなら (空を飛びたいな、なんて)
惚れ薬にはご用心
キス以上は禁止
誰も知らない机の下で (君と手を握る)
ほんのり冷たい貴方の手
331-340
大好きだって言ってるじゃない
この言葉が信じられない？
キスの反対の言葉 (ス、スキ…？)
好きじゃなくて大好き
大好きよりももっと大好き
愛してるなんて簡単に言わないで
言わないとしてくれないの？
ばかじゃないの？ (なんでも言うとおりにするなんて)
これじゃあまるで付き人
私は貴方と"恋人"になりたいの
341-350
のんびり二人で昼寝中
心臓がね、飛び跳ねたの
はにかむ君の笑顔に今日も元気をもらった
貴方の声が夜空に響いて
方法はひとつだけ
だって貴方だもの
けんけんぱのリズムで
のらりくらりな返事
物欲センサー発動中
淫声を奏でよ
351-360
しょっぱい君
遠くなっていく水面
私を見ないで
薄汚れた裸体
その手を離して (手汗が気持ち悪い)
雷鳴に耳を塞ぐ
自虐的なジョーク
陰険で陰湿な追っ掛け (つまり、ストーカー)
水中花にくちづけを
あはは君の人生終わったね
361-370
なにそれよくわかんない
咽び泣く季節 (あなたがいなくなった)
冷淡な言葉
市松でないが腹で泣けよ、少年
嘘泣きなんていやらしい
わんわんとまるで子ども
泣哭の世 (泣哭=きゅうこく)
ぶち壊しの世界観
愛しい鼓動は僕にはない
君の愛しさを感じたい
371-380
脈打つ感覚は生きている証
この手は何も守れないから
君の手じゃないとだめなの
一歩ずつ近寄ってもいい？
そっと抱きしめて
大丈夫だよって頭を撫でて
虹の架け橋までもうすこし
もうここまででいいよ
そっと手を放すから
涙なんてもう枯れてしまった
381-390
出るのは嗚咽だけ
あなたが言い出したこと
もうどうにもならない
瞳に映るのは今にも泣きそうな私の顔
貴方は悲しそうに笑った
さよならのキスで目覚める
愛が実る木
なぞなぞの答え合わせ
単刀直入にお聞きしますがノーパンですか？
はい、ノーパンです
391-400
なんてことのない現実
手取り足取り教えてください
ずり落ちた肩の紐をかけ直して
類は友を呼ぶって言葉は確かね
依存してもいいですか
のたうちまわれ、豚野郎
あなたと交わす愛の言葉
キスの答え
僕はひとりぼっち
いつもいっしょに