満足同盟期でクロウと鬼柳
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「なあお前なんでそうしょっちゅう寝てんの?」
寝起きでクロウにそう言われ、鬼柳は目元を擦りながら首を傾げる。寝慣れた自分のソファは中の綿の量を調整してあり、寝心地が最高だと以前に鬼柳は言っていた。
「そりゃ徹夜してっからだよ」
「徹夜?」
「そう。情報集めは暗い夜が一番なんだよ。密かに行動出来るからな」
鬼柳はにこやかに言い、ソファに寝たまま窓から外を見る。太陽がてっぺんにあるのを確認して、ソファ上で寝返りを打った。
「だーかーらーおれはーはねるっ」
「……おやすみ」
「うんー」
身じろぎ、鬼柳はそのまますうすうと眠りに付いた。
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