INFINITY | ナノ


札幌ドーム


「くじ引きみたいのがあったんですよ」

「1000円以上でね」

「丸とすばると名前が、財布忘れたと。じゃあええわ、もう俺が全部おごったると。それで4人分になったから、1000円超えたんですよ。そしたらお客様、くじ引きできますと。丸山くんが引いたんですけど、生理用品を…」

「あははは!」

「で、名前が居ったらよかってんけど、名前車で社長と電話してたから、いるものだけ言うて待っててん」

「あぁな」

「店員さんが女性やったんですよ。お客様これどうしますか?言われて、ほいだら丸がもうセクハラですよ。いります?って」

『そんなこと言うたん?』

「名前がジャニーさんと愛犬の話で盛り上がってる間に」

『持ってきてくれたらよかったやん』

「さすがにさ、名前ちゃんが店員さんにちょっとでも会ってたら違うんやろうけど、ありがとうございますって持って帰るのもね」

「そらそうや」




福岡ドーム

「亮もあるやんかキス魔みたいの」

「俺?」

「ようキスしてる」

「でも俺出来る人と出来ひん人居んねん」

「出来ひん人聞きたいわ」

「年上3人はまず・・・あっ村上くんにはしたことがあるわ」

『それ見たことあるわ』

「大倉ともしたことないわ俺。丸とヤスかな」

「ちょっと待って、名前ともようしてますやん」

キャーーーーー!

『そうよ、忘れんといてよ。私も被害者やで』

「ちょっとみんな自己申告しようぜ!誰とやったら出来る?」

「そら名前やろ」

「名前はなし。そんなん当たり前やんか」

「誰かしなあかんて言うたら誰にするよ」

「名前は?」

『私?そらみんな出来るよ』

キャーーー!

「亮とはドラマでもしたことあるしな」

『うん、まぁでもこの中で・・・』

「ノリでなら誰としたことあるん?」

『これさ、みんなの前で話したらあんまり良くないことなんちゃうん。いくら私でも自分の好きな人がキスしてたら嫌やろ?』

「名前やったらええんとちゃうんみんな」

キャーーーーー!

『キャーておかしくない?ノリでは亮とすばると章ちゃん』

キャーーーーー!

「この前横ちょにされそうになった時思いっきり足で蹴ってたもんな」

『あぁ蹴った。やって先に裕ちゃんとかベロベロになってたけど私あの時車やったから飲んでなくてしてきたんやで』

「そら蹴るわ」

「でも裕ちん蹴られてもヘラヘラ笑ってたやんな」

「俺あんまり覚えてへんねん」

「結構な感じで襲ってたで」

「覚えてへんねんな。丸は誰と誰のが見たい?」

「前のベスト1は裕ちんとヒナちゃんやってん。今は亮ちゃんと大倉くん。で大倉くんは名前ちゃんとのも見てみたい」

『ええよ』

「かっこええなお前」

「そんなん見たない」

『私は普通に出来るよ、演技やと思えば』

「はいちゅーう」

ちゅーう!


(お前何いうてんの?)
(口にはせえへんよ)
(ん...)
(はよ帰ろうね)


『仕事やよ思えばやで』

「アカンやろそんなもん」

「はいちゅーう!」

ちゅーう!

大倉の前まで行って鼻の頭にキス

キャーーーーーー!

「あーちょっと期待したのに!」

「あぁ...」

「亮ちゃんは口にしたったらええやん」

「したらアカンで!したらアカンで!はいちゅーう」

ちゅーう!ちゅーう!

「アカン、約束する。絶対せえへんよ!こんなとこでしたら一生の汚点やわ」

「名前ちゃんとはしたやん」

「名前は女やし!鼻やし!」

「ほら悲しそうな顔してるやん」

「違う!亮ちゃんとキスするのが汚点とかじゃない!ほんま自分らなんなん!」

「はいちゅーう!」

ちゅーう!

「違う違う違う!」

『忠義、忠義、亮の顔みて』

「ちょっと待って!俺したいみたいになってるけどしたくないからな!」

『じゃあ私が忠義にしたら終わる?』

「終わる!」

「何言うてんねんな!」

「せんでええ!」


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