INFINITY | ナノ


『おはよう』


「「「「「おはよ」」」」」


『信ちゃん』

「ん?どした」

『ちょっとここ座って』

「何でや」

『いいから座って』


椅子に座っていた信ちゃんの腕を引っ張ってソファーの端に座らせた。


『失礼します』


信ちゃんの膝に頭を乗せて横なると大きな手が頭の上に乗り規則正しく髪を撫でる。


「何かあったんか?」

『んーん』

「何かあったらちゃんと言うんやで」

『...ちょっとだけ寝てもいい?』

「呼ばれたら起こしたるからええよ」

『んっ、ありがとう』


"ええよ"と言うようにポンポンと頭を撫でられると再び規則正しいリズムに戻る。それが心地よくて目を閉じた。


「マル、その雑誌取って」

「あれ、名前ちゃん寝てもうたん?」

「疲れてんのもあんねやろな」

「2クール連チャンでドラマやっとるし、映画もやし、最近休みないみたいやで」

「名前ちゃん昔から何かあると信ちゃんの膝で寝るやんな」

「ヤス、飯でも行って話聞いたって」

「おん」




膝の上で眠る
(おっはよー!)
(((しーーー!)))
(すまんすまん)



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